ホバー走行は意外に現実的だった


ホバークラフトについて調べてみた。びっくりしたのは浮上用のエンジン の方が推進用のエンジンより小さくて済む ここ ことだった。 こうなるとドムのホバー走行も、まったくナンセンスという訳では ないかもしれない。MSではドム系が一番好きな私にはうれしい情報だ。 ただし、浮上に役立つのは地表効果の得られる両脚のスカート部 だけなので、ドムの脚部のデザインでは面積不足の感は避けられない。 また、圧力室を構成するのに重要な、スカートの柔軟性がないのも 気になる。
私の高校ではホーバーの基地(地元ではホバークラフトをホーバーと呼び、 乗り場を基地と呼ぶ。特に年配の人はこの呼称を好む) が近かったため、授業中にホバークラフトのエンジン音が聞こえた。 全日空マークの付いたホバークラフトは最初は ジェットエンジン(ターボプロップ)搭載だったが、モデルチェンジして ディーゼルエンジンに変わった。 ボディの自重より大きいエンジン推力によって浮くものだと 当時は誤解していたから、ディーゼルでよく浮くなあと驚いたものだ。 基地が家から近かったので、ホーバーが運行している目的地 (と言っても空港くらいだが)へ 行くときはもっぱらホバークラフトを利用していた。 運転席のそばの席を選び、 運転席の海上レーダーの画像を見るのが楽しみだった。 当時は作るのが難しい乗り物だと誤解していたが、 実は個人で作れる親しみ易いもの ここ だったのだ。中学生が人が乗れるタイプを作っている例もある。 うーむ、当時これを知っていればUコンやラジコンの飛行機を作るのではなく、 人が乗れるホバークラフトを作っただろうな。残念。

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