じょうもんじん

2005/07/27

主観的な記述が多く、裏付けのない説もあるので、 本ページにはリンクは張っていません。 運良く(悪く)ここに来た人はたわ言と思って読んでください。

紀元前3世紀以前は日本列島には縄文人が住んでいた。 その後大陸より渡来人(弥生人)が渡ってきて縄文人と混血した。 混血というより駆逐と言った方が適切かもしれない。 純粋な縄文人は北海道(アイヌ) と沖縄にのみ生き残った。
弥生人がやってくる前のことだが、 縄文人は火山活動や気候変動のために、居住地が住み難くなると 日本列島を脱出する人も居た。 当時は氷でつながっていたベーリング海峡を歩いて 北米に渡った人たちはネイティブアメリカンいわゆるインディアンになった。 カリブ海の島々に住んだ人もいた。 船で太平洋へ向かった人たちの中で 南米までたどりついた人たちはアンデスで文明を作り上げた。 北米のインディアンやカリブの先住民やアンデスに住む人が 日本人に似ているのは祖先が同じだからである。
ルーツが縄文人である人の共通の性質を 突っ込みを恐れずに挙げると 他人を信じてだまされやすい性質が災いして、日本でも北米で南米でも 後からやってきた人に滅ぼされるか追い出されるかしてしまった。 滅ぼされた場合は、生き残っているのは侵略者の方だけなので、 彼らに都合の良い歴史記述しか残されないが、それでも 相当にひどい状況で迫害された記録が残っている。 縄文人は長生きできない損な性質である。 進化の過程では負け組と言える。
アジアの場合の勝ち組は弥生人系、すなわち 中国人と大部分の日本人ということになるが、 ヨーロッパでは白人が勝ち組だ。
現在では、勝ち組の自分さえ良ければ他はどうなっても かまわない型の行動パターンは地球環境を汚染し、 人間同士の助け合いを阻害し、 結局は自らを滅ぼす方向に働いている。 勝ち組の生物は環境適合の努力をしなくなるから 必ず亡びてしまう(NHK地球大進化からの受け売り)という 40億年前から続いている進化の原則の通りである。 人類が滅亡するのは原則通りであって 別に不思議でもけしからん訳でもないのだが、惜しい気がする。
縄文人型の自分より他者を大事にする生き方であれば、 人類はもっと長持ちするのではないだろうか。 いや、もしかしたら盛者必衰の進化の原則すら乗り越えて、 地球に生物が住めなくなる日まで生き延びられる可能性があるかもしれない と夢想してしまう。自分より他者を大事にするのは生物としては 不合理な行動原理だが、この行動原理を得ることが 飽和し停滞した生物進化の次のステップなのではないかと思う。
弥生人や白人が地球の癌みたいな書き方をしたが、弥生人は実は 縄文人の子孫であることが遺伝子の研究で分かっている。日本列島 を離れた縄文人のうち、シベリアに渡った人が寒冷地対応の 顔の凹凸が滑らかになる進化をして弥生人となったのだ。 シロクマはヒグマより狂暴であることが知られているが、 食料の少ない寒冷地で生き抜くためには、 狂暴にならざるを得ないのだろう。 寒くて厳しい環境でストレスに耐えて生き抜いた結果、 弥生人の性質が形作られたのも不思議ではない。 白人の居たヨーロッパも環境の厳しさは同じだ。 癌細胞は正常な細胞だったのだが、ストレスによって 狂暴な癌細胞に変化してしまうことと似ているメカニズムだ。 癌細胞は際限なく考えなしに増えるが、最後は宿主を殺してしまい、 同時に自らも死んでしまう点も似ている。 地球の癌というのはあながち言い過ぎではないのかもしれない。 まあ、なりたくて癌細胞になった訳ではないだろうから 弥生人や白人に責任は問えないと思う。 これが縄文人の甘さかもしれないが、自分の益にならない他者は滅ぼして しまえと思わないところが、縄文人の縄文人たる由縁なので仕方がない。

[日華事変の別の見方]
縄文人と弥生人の歴史を知ると 日華事変のときに中国に攻め込んだのは、 縄文人を駆逐して日本人に成りすました弥生人の末裔 であって、日中戦争は弥生人同士すなわち癌細胞同士の内輪もめ であることに気付く。 争いを好まない縄文人から見ると、 食べ物でも石油でも贅沢をちょっと我慢すれば良いのに どうして争いを選ぶのだろうかと不思議に思える。 今でも中国側は執念深く日本叩きをしているが、 まだ内輪で争いをしたいのだろうか。とても不可解だ。
(なぜ他人ごとのような言い方をするかだが、 私と私の先祖は阿蘇山の麓の中九州に住んでいて、渡来人に 追い出された縄文人ではないかと思っているからだ。 私の父母の性格や顔つきも縄文人風だ。特に母親の外見は アイヌやインディアンの女性だと言っても誰も疑わないだろう。 もし私に縄文人の血が濃く残っているのだとしたらうれしいし、 誇りに思う)

[天皇は実は侵略者の子孫]
弥生人の活動は当初は近畿地方と 北九州地方を中心に行われた。天皇制度は近畿地方で始まったのだが、 民衆支配のための弥生人の知恵である。 実際、天皇の家系の顔付きを見るとのっぺりしていて、祖先は 大陸系の渡来人であることが分かる。

[ノンマルト]
昔ウルトラセブンでノンマルトという地球先住民の話が出てきた。 地球はもともとノンマルトが平和に暮らしていたのだが、後から来た 侵略者(地球人)に地上から追い出されて海底で暮らす羽目に なったという話だ。これを観た当時はそんなことあるものか と思っていたのだが、今となっては縄文人とノンマルトがだぶって ちょっと考えされられてしまう。