比例道
| フロントページ | 新着 | 一覧 |
<-domain ijino tamedesu

激速のINTEL PentiumPro マザー

PentiumProマシンの速いものを使っている。速いというのは体感速度だが、CPUクロックが3倍4倍のマシンより速く感じる。購入当時から激速であったが、最新のOSを入れても速い。CPUクロックが200MHzとは到底思えない。マザーはINTEL製でチップセットは440FXだ。メモリは 72pinのEDO RAMだ。これで速いのはマザーの設計が良いのだろう。キャッシュ同速などのPentiumProの素性の良さも効いているかもしれないが。U2W SCSIの高速回転ディスクも効いているだろう。ディスクが速いのなら、体感速度が速いのは当り前か?いや、Pentium4搭載マシンでは高速ディスクをつけても遅いものが存在する。体感速度が大きくなるためには、ディスクが速いのは必要条件だが、十分条件ではないということだ。
同じPentiumProマシンでもDELL Optiplex GXproはそれほど速くなかった。デュアルPenPro180MHzのマシンだ。メモリは珍しい168pinのEDO DIMMだった。ディスクはUWのSCSIディスクだった。上のマシンとそんなにスペックが違わないのに、速くないのはマザーの設計の差ということか。
マザーの設計が良いから速いマシンとしてCompaqの486DX2 66MHzマシンを記憶している。1年くらい後に出た富士通のPentium 100MHzマシンよりも速く、驚きの性能だった。当時MP3のソフトウェア再生にはPentiumの100MHzが必要と言われていたが、この486マシンはMP3を途切れることなく再生できていた。秘密はマザーの設計にあった。486マシンのくせにメモリは2本ずつしか増設できない。インターリーブを行っていたのだ。おまけにメモリスロットの端にメモリを装着していないと、重いジョブのときにエラーが出る。終端に負荷を付けて反射を防がないと、アドレスバスかデータバスの信号の反射の影響を受けるのだろう。相当なカリカリチューンのマザーだった訳だ。富士通製マザーのように各信号にディレイ入れまくりとは正反対の設計思想だ。分かっている人にはCompaqの設計の方がうれしい。こいつもオンボードのSCSIを装備していた。珍しいEISAバスも付いていた。後にも先にもEISAバス搭載機を見たのはこのマシンだけだった。我が家ではVLバス搭載機は現役なのだがEISAバスのこのマシンはかなり前に引退してしまった。EISAの拡張カードなど見たことがないので、拡張はISAバスを使わねばならず、使い勝手が悪すぎたためだ。
このPentiumProマザーはちょっとカッコ良いブラックケースに入れられて2007年現在未だ現役でがんばっている.SCSIはU2WからU160に出世してますます速くなった.webサーバーなのだけれど,誰も中身がPenPro200MHzとは気付いていない.