比例道
| フロントページ | 新着 | 一覧 |
<-domain ijino tamedesu

Hinote Ultra 英語キーボード

我が家には4台のHinote Ultraがある。CT475×2,CTS5120×1,LTS5150×1だ。どれも英語キーボードに換装してある。最初は1万円以上もするキーボードをDECから部品として購入していたが、1999年頃に秋葉原のジャンクショップに英語キーボードが大量に出回って、そのとき2000円で必要枚数入手した。この英語キーボードとトラックボールのおかげで、ユーザーインタフェース的にはThinkpadを越え、未だに使い勝手最強のノートPCである。
CT475/CTS5120/LTS5150共液晶の大きさが違うだけで外見は同じだ。モービルメディア(CDドライブ等を増設するドッキングベイのこと)や電池も4台で共用できて維持には都合がよい。この中ですばらしいのはLTS5150だ。筐体の面積いっぱいの11.3インチ液晶はサイズ的に Thinkpad X32のものと遜色がない。解像度が800x600な分、文字が大きくて見やすく私にはちょうどよい(私は1920x1440動作が可能な21インチ CRTを1024x768で使っているくらいだ)。今でもlinuxだけで事足りる仕事なら出張に連れていっても問題ない性能だ。完全に再起不能になるまで使い倒したい。
高性能なLTS5150の影に隠れてぱっとしなかったCTS5120だが、突然2007年から現役に復帰した。4台のHinote中、オリジナルのWindows OSを入れているのはこのマシンだけなのが復活の理由だ。MS Officeを使いたいので、このマシンの出番となった。インストールしているのはMS Office 97だが、やたらめったらアプリの起動が早い。CPUクロックで10倍違うThinkpad X30のOffice XPの起動より早いとはどういうことだ。Windows 95というのが効いているのかもしれない。このWindows 95はマイコンピュータのプロパティにDECのロゴが表示される貴重なものなのでOSを入れ換えられなかったのだ。Windows 95がここまで早いとなると、いまWindows 2000を入れているマシンもWindows 95に入れ換えたくなる。ネットへのアクセスはlinuxマシンで行うからWindows 95マシンはネット接続の必要がない。そのため、セキュリティホールに対するパッチが提供されないWindows 95でも問題ない。