比例道
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diary/20060602

SH902iオーディオ活用

型遅れになったばかりのSH902iを入手した。こいつはボイスレコーダーの機能がついていて中々の優れものだが、私にとって一番使う機能がモバイルオーディオ機能だ。シリコンプレイヤーならばもっと小さくて電池の持ちが良いSSP-PD7も持っている。ヘッドフォンで聴くならそのシリコンプレイヤーを使うのだが、わざわざSH902iを使いたいと思うのはスピーカーの音質が意外に良かったからだ。その小さい筐体から出ているとは思えない良い音が出る。ベッドの上や屋外で音楽を聴きたいときに使うには具合が良い。
このSH902iだが、音楽はminiSDに保存する。手持ちの256Mのメルコ製をつっこんでみたらあっさり使えた。問題はそのminiSDに書き込むのに著作権保護機能付きのSDライターが必要なのだ。手持ちのPrinceton PRD-MNSD2や、ADTEC YD-8V24で試してみたが、ダメだった。さて困った。わざわざこのためだけに著作権保護付きのSDライターを買うのは避けたい。どうしたものかとマニュアルを見ていたら、SH902i自体が著作権保護機能付きのSDライターになる旨の記述を見つけた。これだ!と思ったら別売りのFOMA USBケーブルが必要とのこと。むむむ、なかなか手強い。そんなものは持っていない。しばらく悩んだ後、SOUCE NEXTの携快電話用のケーブルを持っていることを思い出した。携快電話8用なので随分古いのだが、試しにSH902iに差し込んでみた。すると問題なくFOMA USBケーブルの代わりに使えてしまった!差し込む前のおまじないはMENU->3->6->2だ。これでSH902iはminiSDモードとなり、SDライターに代わりに使える。
SDメモリへの音楽書き込みはSH902i付属ソフトSD-Jukebox V5を使う。パナソニック製のソフトだ。MP3やWMAをSH902i用のAACに変換してSDメモリへ書き込む機能を持つ。AACのビットレートは64/96/128Kbpsが選べる。変換と書き込みは意外に早く、アルバム全体をSDメモリに送り込むのに10分とかからなかった。
SH902iのイヤフォン端子は他機種と同じく角形コネクタだ。このコネクタに合うヘッドフォンは選択肢が狭く、高音質のものを探すのは難しい。また、ヘッドフォンで聴くなら前述したように専用シリコンプレイヤーの方が良い。そんな訳でイヤフォン端子で聴くことはないだろう。スピーカーで聞く場合は長時間聴くことはないから、電池の持ちの悪さもそれほど気にならない。一昨日発売された後継機種のSH902iSは音楽再生が22時間連続で出来るそうだ。十分な持続時間だと思う。