比例道
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diary/20060610

日産B11サニー

三菱のi(アイ)という軽自動車のページで車両重量を見て驚いた。2WDが900kgで4WDだと960kgだ。私が以前乗っていたB11サニーと変わらない。サニーは1500ccの4ドアセダンなのだが、いったいi(アイ)はどこをどうしてこんなに重くなったのか。私が最初に乗った車は富士重工のスバル360だが、重量(乾燥重量だと思う)はわずか397kgだった。最近の軽自動車の重さは衝突安全性を確保するためなのだろうが、驚きの重さだ。
スバルは最大出力十数馬力の空冷2サイクルエンジンだった。廃空港の滑走路で最高速度試験をしたら80km/hで車体にビビリがきて、それ以上の速度は出せなかった。B11サニーの方はE15Sというカタログ値85馬力、ネット73馬力の1500ccにしては非力なエンジンを搭載していた。こいつは180km/hメーターのフルスケールまで出たが、メーター誤差を考えると実測160km/hといったところだろう。73馬力のエンジンでこれだけ速く走れるのは、乾燥重量800kgという車体の軽さの成せるわざだろう。
乗っていた車で一番軽かったのはDAPのカート(アイルトンセナも乗っていたもの)にYAMAHAのKT100SDを載せたマシンだ。エンジンを外せば一人で持ち上げられた。こいつのスペックは良く分からない(頭文字Dの解説のようだが、本当によく分からない)し、YAMAHAのサイトにも載ってない。手入れ次第(と言っても封印されているのでチューンはできないが)でパワーは変わるので書けないのだろうか。カートには回転計も速度形も付いてないのでどれくらいの速度で走れたのかも分からない。一周600mの大井松田で私のタイムが30秒を切る程度だから、平均速度は72km/hだ。うーむ、この数字はちょっとおかしい(速過ぎる)気がする。一周30秒は何百回とストップウォッチで測ったものなので間違いない。どうも600mってのが信用できない。と思って公式サイトで確認したら私が走っていたのはショートコースで550mだった。これなら平均速度が66km/hだ。この数値なら体感的に納得できる。ヘアピン以外では速度は落とさないから最高速度は7,80km/hだと思う。公式サイトのデータによるとショートコースで30秒を切るのはコースレコードに近いタイムに見えるかもしれないが、私はそんなに速くない。私が普段履いていたタイヤはSL86クラスでSL83クラスのタイヤより幅広だ。幅広だとタイムは出やすいので、その分を割り引かないといけない。ついでに言うと私が30秒を切れるのは夏から秋の間だけで、冬になると30秒は切れなくなる。エンジンは冬の方がパワーが出るのだが、冬の路面温度ではグリップ力が足りずコーナーでの速度が落ちてしまうからだ。