比例道
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diary/20060613

地上波デジタル放送

(携帯のF505iのブラウザから書き込もうとしたが、文章を書き終えてボタンを押したら書いた内容が全部消えてしまった。ショックだ。pukiwikiでは携帯での読み書きが便利にできたのだがpasswikiはそこまではできないようだ)それはともかく、最近地上波デジタル放送の宣伝が頻繁に流されている。我が家はテレビはほとんど見ないので地デジは興味がなかったのだが、今日大学のゼミで地上波デジタルの問題点について話題になったので改めて考えてみた。まず知りたいのがなぜ地デジに変える必要があるのかだ。上記のサイトではユーザーサイドでの利点がいくつか挙げられているが、どれも決定的な理由には弱い。はっきり言ってそのような利点があろうがなかろうがユーザーにとってはどうでも良い。多少綺麗になろうが、双方向通信ができようが、難視聴区域が減ろうが、今のテレビを強制的に買い換えないといけないのなら反対する人もいるだろう。地デジにはユーザーの反対を押し切ってまで実行するメリットが電波管理側や放送局側や家電メーカーにあるのだろうか。もしそうなら隠し立てせずにメリットを公開して欲しい。社会全体に役立つ合理的なメリットがあるのならば、たとえユーザー個人にとってデメリットがあろうとも賛成しないわけではない。まさかとは思うが、合理的な理由もなく単に一部の企業が設備更改や家庭用テレビ更改で利益を出そうとしているのが主目的なのだろうか。そうであれば、角栄の列島改造利権問題以来の悪行だ。そう勘ぐられたくなければ、政府は地デジに変える真の理由を国民に明らかにしなければなるまい。
反対意見のサイトを見ると放送局も含めて誰にも明確なメリットがないような気もしてくる。先行しておこなったイギリスでは既に破綻しているとの記述もある。心配だ。ユーザーアンケート結果を見ても、みなさんほぼ私と同じ考えのようだ。一部の新しモノ好きの人以外は、地デジなどなくても良いと思うのが普通だろう。アナログ放送終了の2011年はまだ先なので騒がれてはいないが、実際に2011年になるとPSEマークと同じ騒ぎが起きるのではないか。そしてPSEマークの顛末と同様にアナログ放送継続になるような気がする。