比例道
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diary/20060701

星野金属のケース

AKIBA PC Hotline!読者環境調査結果が発表された。AKIBA PC Hotlineの読者が母集団なので、一般ユーザーよりはマニアックな趣向に振れてはいるが順当な結果だと思った。今回はケースについてのアンケートが特別に行われた。この中身も順当な結果だと思った。特に静音性を重視するユーザーがアルミよりもスチールケースを重視する辺りはみんな分かっているなあ、ちゃんと自分で比較して確かめているなあと感じた。ところが、ブランドに関するコメントの半数以上が星野金属のケースを絶賛していたので、ここはありゃりゃと思った。星野金属のケースは同価格のどのブランドのケースよりも品質が劣るのを知らないようだ。星野金属を絶賛しているユーザーは同価格の他のブランドのケースを使ったことがないのだろう。星野金属のケースを11台、それ以外のブランドのケースを20台以上も使っていると星野のダメさとユーザーを馬鹿にした値付け方針が見えてくる(PCケースALCADIA X-2に交換, ねじの締めすぎ参照)。技術がダメなのは設計者の力不足なので許せないこともないのだが、ユーザーを馬鹿にした値付けはいただけない。ものの良し悪しをわからないユーザーから毟り取ろうという腹がかいま見える。星野金属を誉めているユーザーは、その高価格に目がくらんで星野の策略にまんまと乗せられている。まあ、飲食店でも車でもケータイでもこういうことは珍しいことではない。しかし、愚かなユーザーが多いと、料理や製品を作っている料理人や技術者にとっては面白くない。少々やる気が減じられるのは確かだ。特にまじめな人ほどめげる。これは困ったものだ。ユーザーがブランドを育てるとは良く言ったものだ。