比例道
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diary/20060707

VIAって

昨晩組み立てたPCのマザーはRioWorks社のTDVIAだ。結構評判の悪いマザーだが、私のモノはこの3年間は安定して動いていた。ところが、部品を変えて組み直したTDVIAは妙に調子が悪い。OSのインストール中にディスクアクセスエラーが出て中断する。インストール後の通常使用中もディスクが妙な音を立てるし、アクセスがときどきひっかかったように止まる。はっきり言って使い物にならない。元の部品に組み戻そうかとも思ったが、直れば幸いとネットで原因を探ってみた。いくつかのサイトで記述されているのは、バスマスターを使う拡張カードが2枚ささっているとバス調停がうまくいかないとのことだ。具体的にはAGPビデオカードとSCSIカードでこの問題が発生するとのこと。まさに私の状況だ。以前はディスクをATA133でつないでいたので、この問題が起きなかったのだろう。私の場合悪いことに、そのAGPビデオカードとSCSIカードが割り込みを共有してもいた。PCIバスの場合、割り込みが発生した後でどのカードが割り込みを出したかを見て処理するから、割り込みが何個共有されていても論理的にはかまわない。しかし、それでも物理的な割り込み線(A〜D)がカードごとに分かれていた方が少しはオーバーヘッドが減るだろうと気休めながらSCSIカードの差し込みスロットを変えた。そしてPCを起動してみると、何とディスクの異音が消えて調子が良くなってしまった。おそるべきVIAチップセット。古いVIAチップセットは不具合が多かったのは知っていたが、TDVIAのチップセットApolloPro266Tはそこそこ新しいので、不具合はあらかた枯れてしまっていると思っていた。440BXが何をどうやっても安定して動くのとは対照的だ。とりあえず今はちゃんと動いているようだからもう構成は変えないでおこう。ちなみに今の構成は以下の通りだ。
マザーRioWorks TDVIA
CPU Intel Pentium3-S 1.4GHz*2
Memory DDR400 512M*4
AGP nVidia GeForce256 32M
PCI1 空き
PCI2 Adaptec AHA-29160N
PCI3 AOpen AW744rev1.2
PCI4 IODATA ETG-PCI
PCI5 IODATA USB2-PCIL4