比例道
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diary/20061019

生物のような回復を果たしたHinote Ultra II

Hinote Ultra II ピンチで報告したバッドセクターがぼろぼろ発生してきたHinote Ultra IIが最近になって奇跡的に復活した.今は順調に動いている.最悪だったのは8ヶ月くらい前で,disk errorのメッセージで/var/log/messagesとdmesgが埋め尽くされていた.起動時の自動fsckでは修復し切れず,手動fsckを要求され,それがやっと通ってもすぐにバッドセクターが発生する.購入してから約10年経過しているから,寿命がきているのだろうなと諦めていた.
ところが,この半年間くらい暇をみて再起動と手動fsckを繰り返していたら,あるときからバッドセクターのメッセージが減り始めた.もしや直るのではと期待しながらfsckを繰り返すと2ヶ月前からメッセージが出なくなった.それ以降24h連続運転をしているが,もうメッセージは出ない.システムが全ての不良セクターを使わないようにマークできたのだ.素晴らしい.もちろん不良セクターの分だけディスク容量は損しているとは思うが,3GBの大容量(?)ディスクを積んでいるのだ.全く問題ない.
障害が自然に治ってしまうなんて,linuxシステムは生き物のようだ.もっとも,何もしなくてもどんどん具合が悪くなる(老化する)Windowsシステムも生き物のようだと言えば,その通りではある.