比例道
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diary/20070709

鼻から胃カメラ

人間ドックで胃カメラを飲んだ.ドックを行う医院では今年から5mm径の胃カメラを導入して鼻からも挿入できるとのこと.好きな方を選んで良いとのことなので鼻からを選んだ.鼻からだと検査中に口がフリーになって医師としゃべることができるのが良いと思ったのだ.鼻からだと口と違って準備がある.まず鼻血を防ぐ薬を鼻の中に噴霧する.8分後,ゼリー状の麻酔薬を鼻に入れる.その後カメラを通すのだが,私の場合鼻の穴が小さくて通らなかった.右も左も試してもらったが通らず,鼻からの検査を断念した.止むを得ず,口から普通にカメラを飲んだ.口からの場合は,医師からの問いかけに対し声を出すのもうなずくのも難しいのだが,医師はいろいろ聞いてくる.答えるのに難儀した.予めYESとNOの手サインでも決めてからやってほしいものだ.
胃カメラを最初に飲んだのは22年前で,まだ学校に行っていた時代だ.十二指腸潰瘍で3ヶ月入院した.大きい穴が開いていたので医師から「よくここまで我慢したねえ」と感心されてしまった.十二指腸潰瘍なんて病気を知らなかったので,病院へ行くまでに半年間痛みを我慢してしまったのだ.次は5年前でこれも十二指腸潰瘍だ.以前の経験があったので2回目は早めに医者にかかって薬(ガスター10の親戚)だけで治った.その後4年ほどしてまた十二指腸潰瘍になった.そのときはピロリ菌治療法が普及していたので,ピロリ菌除菌治療をして1日で治療は終了した.十二指腸潰瘍になる度に最低2回胃カメラを飲むので結構な回数飲んだ.22年前の太いカメラから技術が進んで最近のはずいぶん飲みやすくなった.こういう技術はどんどん発達して欲しい.