比例道
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diary/20070812

庭が砂漠化

暑いので外に出るのもおっくうで庭の水遣りを1ヶ月ほどサボっていたら,庭の半分が砂漠化してしまった.我が家の庭は一日中陽が当たるエリアが半分で,もう半分は午前中だけ陽が当たる.午前中だけ陽が当たるエリアの植生は無事なのだが,一日中陽が当たるエリアの植生は雑草も含めて全滅してしまった.今は乾いた白い砂と枯れた植物の残骸があるだけだ.春にはいろいろな植物が青々と生えていたのに,わずか1〜2ヶ月で砂漠となるとは変化の早さに驚いた.今回の砂漠化は私が水遣りをさぼったのが主原因なので,地球温暖化のせいにするつもりはない(でも東京は長梅雨の割に雨は少なかった).しかし,緑のエリアがあっという間に砂漠になってしまうのを目の当たりにして,地球温暖化の恐ろしさを実感できた.アフリカや中央アジアで砂漠が広がっているという話は以前から聞いていたが,砂漠化と言っても何十年もかけてのんびり進行するものだと想像していた.これは誤解だった.水がなければ1年かからずに土地は砂漠になるのだ.恐ろしいことだ.
我が家のCO2排出量は日本の一般家庭の半分以下(ここここから計算)なのでこれ以上減らすのは江戸時代以前の生活に戻らなくてはならない.もはや自分の家でちまちまCO2排出を削減して自己満足するだけでは済みそうもない.回りにCO2排出削減を呼びかける努力をすべきのようだ.これをやり始めると回りから煙たがられるので気は進まないのだが,やんわりと布教活動をしなくてはならないと思う.そうは言っても私の若い頃を知っている人からは「あんたはリッター4kmしか走らないスポーツカーを乗り回し,2ストのバイクで山道を走り回り,レーシングカートでサーキットを走ってただろう」と突っ込みをもらいそうだ.すみませんその通りです.今は反省しています,もうしませんという他ない.