比例道
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diary/20070828

K6-3 450MHzにUbuntu

Ubuntuがあまりに気に入ったものだから,TurboLinux10で運用していたK6-3マシンもUbuntuに変えた.ところがこれが失敗.ひどく重いのだ.起動に5分ほどかかる.Pentium-3 1.2GHzのLatitudeでは起動は2分ほどだったから,K6-3 450MHzで5分というのは常識的な値ではあるが,5分は待つには長すぎる.TurboLinux10は2分くらいで起動していたのに比べ遅すぎる.起動後もアプリの立上りが遅い.ターミナルを起動するのに一呼吸待たねばならない.これではちょっと使えない.結局TurboLinux10に戻した.Ubuntuを使うにはプロセッサのクロックが1GHzはないと快適には使えないようだ.
TurboLinuxとUbuntuを使ってみて,速さ以外ではX Windowの完成度が大きく違った.K6-3マシンのビデオカードはATI Rage Pro AGPなのだが,XFree86のTurboLinuxとXorgのUbuntuではデスクトップのクリアさが全然違う.XFree86では1280x1024では滲んでしまうのに,Xorgでは鮮明に映る.同じことがGeForce2 GTSを搭載している別のマシンでも起こっていて,XFree86のRedhat9では1024x768までしか実用にならないのにXorgのSuSEでは1600x1200が使えたりする.ドライバーの出来はXorgの方が遥かに良いようだ.Xorgの方が時期的に後なのだから当り前と言えばそうなのだが.