比例道
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diary/20070902

新さんまをいただく

先週から新さんまが店先に並ぶようになった.今は北海道で水揚げされている.秋が深まるにつれだんだん下りてきて千葉で水揚げされるようになったらさんまの季節はおしまいだ.今日は近所の魚八で1尾77円の特売だったので,4尾求めた.色艶のよい良いさんまだった.さんまの調理法は塩焼き,味噌煮,しょうゆ煮,梅干煮,蒲焼,みそ焼き,南蛮漬けなどいろいろあり,我が家では順番に違う調理法を使う.さんまの旬の間にこれら調理法は一巡か二巡する.調理法はベターホームのレシピ集を参考にしている.今日ははこの中でも私の好きな「みそ焼き」を選んだ.豆板醤とみその味が油の乗ったさんまにからまって旨いことこの上ない.ごはんがいくらでも入る.ごはんは御糸米(みいとまい)を炊いた.御糸米はこしひかりの一種なのだが伊勢で栽培されている.伊勢神宮に奉納されているお米だ.冷めてもおいしく,古米になってもおいしい.もちろん新米のときはとてもおいしい.魚沼産のこしひかりと食べ比べてみると分かるが,御糸米の方が数段上のグレードの味だ.惜しむらくは生産量が少ないのでこの辺りではほとんどの人の口に入らないことだ.私の家では農家が自宅用に作っている御糸米を親戚のつてで分けてもらっている.さんまの味噌焼きと圧力なべで炊いた炊き立ての御糸米と味噌汁で今日は口福を思う存分味わった.秋はいろんなものが旨くてうれしい季節だ.