比例道
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diary/20071013

テルミンで耳鼻科

娘が欲しがったので,テルミンが付録についている大人の科学を買った.テルミンの組み立ては無事に終わり(90%は娘が組み立てた.のこりの10%は部品の精度が悪くてはめ込みに力がいるところだけを私がやった),チューニング工程に入った.ところが娘は音が聞こえないと言う.確かにひゅわーんという音が鳴っているのにだ.しばらく試してみて,娘には周波数の高い部分が聞こえていないことが判明した.これは大変だ.耳の外か内部に病気があるに違いない.さっそく耳鼻科に出かけた.通常の聴覚検査よりも精密な検査をしてもらったが,結果は「異常なし」ということで一安心した.
娘の耳が正常だとすると私が聞こえ過ぎ,つまり高周波を聞き取れる「犬耳」を持っているということになる.通常は加齢とともに高い周波数は聞こえにくくなるはずなのに意外であった.最近老眼が進んできて,抵抗の値などメガネを外して目に近づけないと読み取れなくなってきていたので,耳が若い人より良いと知ってうれしくなった.イギリスの学校では子供にしか聞こえないモスキートという着信音が流行っていて,先生に分からないように子供だけが着信に気付くことができるという記事を見たことがあるが,このモスキートという着信音は私でも使えるはずだ.面白いので今度試すことにする.