diary/20080301

円高進む

とうとう円が103円台に突入してしまった．この1週間で4円もの円高だ．ドルでは外貨預金はしていないので直接の被害は受けていないが，実は別の外国通貨を保有しているのでそれがドル安の影響で連れ安となって含み損が出ている．昨年の円の動きをぴたりと言い当てたことで高名な橘田さんのレポートによれば，サブプライム問題に端を発したドル安一直線の動きも今年後半になればアメリカ経済が息を吹き返して反転するとのこと．それを信じて円安を待つこととした．
それはともかく，2月は3件しかこのブログのエントリーがない．以前述べたように，1月から仕事がひどく忙しくなってブログどころではないのだ．昨年12月から始めた新居探しも最近は滞り気味だ．この忙しさは5月頃まで続く予定なので，せいぜい体調を崩さないようにするしか手の打ちようがない．もっとも，忙しくて常に緊張しているせいか体調は万全に近い状態（ハイになっているという感じ）だ．6月になって一息つけたら，途端に病気になる予感がする．
マーフィの法則によれば，忙しい時に限って仕事用のPCが壊れたりHDDの中身が吹っ飛んだりするということなのだが，幸いなことにそういう悪い事故は起こっていない．HDDの中身は定期的にバックアップしているのでさほど気にしていないが，今メインのPCが壊れたら大変なことになる．ただし，このPCはNECのExpress5800という堅固なサーバーなのだ．PC9801時代からNECのPCの頑健さは定評があるが，Express5800は4年以上もの間会社で毎日10時間以上稼働させているのにビクともしない．サーバーの割に音は静かでフロントにもUSB端子があったりしてデスクトップ機として使っていても快適だ．これがDELLのマシンだったり，SONYのマシンだったりしたらこう安定はしていないだろう．ありがたいことだ．Express5800シリーズは息の長い製品で今でも同じ名前で（中身のCPUはCore2Duoに変わったりしているが)売られている．こういうところも信頼できる．同じように毎日ブン回していても安定しているのはIBM（Renovoになる前）のサーバーだ．富士通やDELLのサーバーは定期的に障害を起こすのにNECとIBMは障害とは無縁だ．いくらサポートが付いていても障害を起こすマシンよりは起こさないマシンの方が良いに決まっている．今後もクリティカルな仕事に使うマシンはNECを選ぶと思う．IBMはRenovoになってからサーバー分野から撤退してしまったので，残念ながらもう選ぶことはできない．