比例道
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diary/20080427

ホームベーカリーの羽根の製造不良にびっくり

3年1ヶ月前に買ったナショナルホームベーカリーSD-BT103は毎週のようにパンを作って大活躍をしている.パン生地をこねるための回転羽根が最近ガタつくようになったので,部品で羽根だけを注文した.1週間後に新品の羽根が届いてさっそく装着してみたが,同じようにガタつく.このとき「あれっ不思議だな.羽根はアルミで取り付け軸の方はステンレス鋼なのに,硬いステンレス鋼の方が摩耗していたのか」と疑問に思ったが今度は取り付け軸の方を部品で注文した.こっちも1週間で届いてさっそく装着してみたが,やはりガタつく.古い羽根でも新品の羽根でも同じようにガタつく.ここで新旧の羽根をじっくり見て驚くべきことに気付いた.この羽根と軸はガタつく状態が正常なことに.ところが3年前に買ったベーカリーについてきた(旧)羽根は製造ミスにより,軸との接点にバリ状の小さな出っ張りがあったのだ.この出っ張りのおかげでうまい具合に軸と羽根がガタつくことなく組み合わさっていたのだ.その出っ張りが3年間の酷使で摩耗して平らになってしまったという訳だ.いやあ驚いた.これまでがラッキーだったということだ.世の中には面白いことがあるものだ.