比例道
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diary/20080517

お金がない!

新居の購入が決まってうれしいのだが,住居の価格以外に500万円ほどかかってしまい,蓄えを全部吐き出しても足りないくらいだ.まず払うことを知らなかったのが,仲介手数料.売主だけが払うのかと思っていたが,買主も売主と同じだけ払う仕組みになっているそうだ.不動産屋が販売物件を欲しがるわけだ.買主と売主から3%ずつ,合計6%ももらえるのだから,8000万の家を2軒仲介すれば1人分の1年間の人件費くらいあっさり稼いでしまう.ぼろい商売だと思う.
次に高いのが融資の保証金.家を抵当に入れているのだから保証金など要らないと思うのだが,これが100万円.たまったものではない.
次に高いと思うのが登記やら名義変更やらの手数料,印紙代だけなら数万円だと思うのだが,司法書士に処理を代行してもらうとこれが全部で30万円強.司法書士もぼろい商売だと思う.
さらに買った物件は傷んでいる部分があるので,このリフォームに100万円.引越し費用が40万円.エアコンやウォーターベッドなど移動に専門家の技術がいるものに10万円.つなぎ融資の手数料と利息で40万円.売却する方の家のハウスクリーニングに20万円といったところだ.今まで節約して貯めた貯金が全部なくなってしまった.
ただし,この試練を乗り越えれば後は楽だ.新居の維持費(管理費,修繕費,固定資産税,CATV視聴料,インターネットプロバイダ料など)は現在よりも安く,年間で40万円ほど現在の住居よりも少ないのだ.これは助かる.今の苦しい時期さえ乗り越えられれば,後の生活はかなりのゆとりができることになる.