比例道
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diary/20100406

リスは鳴くのを発見

会社の帰り道,道の両側に咲いている桜を見ながら歩いていた.すると,すぐそばから「ぐぉっ,ぐぉっ」という低い鳴き声が聞こえた.聞いたことのない鳴き方だ.珍しい野鳥でもいるのだろうと思って鳴き声のする方を見ると,そこにはリスが居た.私から1mくらいの至近距離だ.体は黒い.しっぽに縞模様はない.これは珍しいと思い,胸ポケットからXperiaを取り出してカメラアプリを起動し,レンズをリスに向けた.だが,そのときはもうリスの姿はなかった.まだ鳴き声だけが「ぐぉっ,ぐぉっ」と聞こえていた.声から,ちょっと遠ざかったことが分かった.声の方向を良く見てみたが,リスがどこにいるかは分からなかった.
リスは鳴かないものだと思っていたが,鳴くことが分かった.鳴くと自分の位置を敵に知られることになるから,リスのような小動物にとって鳴くのは危険なはずだ.危険をおかしてまで鳴くのは重要な理由があるのだろう.繁殖のための相手をみつけるためかもしれない.