比例道
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diary/20110626

サッポロプレミアムアルコールフリー

なんとまたbuzzLifeでモニター(buzzLife用語ではbuzzリーダー)になった。今回はアルコール分0%のサッポロプレミアムアルコールフリーというビール風味の飲み物だ。

私はアルコール飲料は好きだが、ほとんど飲めない。飲めないことが最初に分かったのは15才のときで、母親から梅酒の梅をもらって食べた。甘くておいしかった。しかし、しばらくすると世界が回り始め、その後昏睡してしまった。成人しても最初の一杯で気分が良くなり、そのまま眠ってしまう体質は全く変わらなかった。飲み会に行くと最初に乾杯をする。そして私は眠くなって寝る。2時間くらい経って飲み会がお開きになる頃合に目が覚め、そのまま帰宅する。これでは割り勘負け必至である。そこで、最初からジュースやお茶にしてもらって飲み会に参加するのだが、これでは興ざめである。
ノンアルコール飲料の出現は私にとっては福音だった。懸念していたのは、これが社会的地位を確立して、レストランや居酒屋に定常的に置いてもらえるかどうかだ。また、重要なのは白けないこと。つまり、これを注文して飲んでいるときに「飲み会に参加している」という一体感が出ること。これは見た目が本物のビールと同じに見えるかどうか、味も本物と同じかどうかというのがポイントになる。
ビールメーカーの開発努力は私の夢を実現してくれた。今回のサッポロプレミアムアルコールフリーをグラスに注ぐとどう見たってビールである。麦の香りもビールと同じかそれ以上だ。味もまさにビールである。本物と違うのはアルコールが入っていないため、喉を通るときのキレが少ない(この表現で正確なのかは不明)ことくらいか。とにかく、飲み会で飲んでも酒を飲んでいると自分も周りも納得できる製品だ。今後、飲み会に参加するのが楽しみになった。
ちなみに今回私が飲んでいたら、おいしそうに見えたのか4才の娘が欲しがった。本物のビールなら当然あたえられないが、これなら大丈夫。「おいしいかな?」とグラスを渡した。娘はちょっと飲んで「にがいー」とグラスを返してくれた。こんなコミュニケーションができるのもノンアルコールのおかげだ。普段はビールを飲まない妻もグラス半分ほどを飲み干していた。「ビールをあまり飲まないからよく分からないけど、ビールみたいね。」とのことだ。妻はこのビールのおつまみにと、いろいろ作ってくれた。ビールと同じ味だから、おつまみとの相性も良かった。

本当のビールを飲んだ後は再起動するまで2時間くらいかかるのだけれど、これならすぐにこのようにブログも書ける。ということは、飲み会の後の2次会にも行けそうだ。2次会に使われそうな店(バー、カラオケ店、ラーメン店等)にこのアルコールフリーのビールをおいてくれるとありがたい。