比例道
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diary/20110709

人体の細胞は年をとっても入れ替わるものだなあ

先々週に針金(太いピアノ線)の先で手首を突き刺してしまい,久しぶりの景気の良い出血を伴う怪我をした.全然血が止まらないので,鬱になったが,次の日には何とか止まり,1週間するとかさぶたが出来て,昨日お風呂で身体を洗っているときにそのかさぶたも自然に取れて,今は傷跡だけになった.自分の手をまじまじと眺めて気付いたのだが,40年間消えなかった傷跡が消えていた.小学生の頃,Uコンを作るために木材を小刀で削っていたら,手が滑って自分の指を切りつけてしまった.指の直径の1/3位切ってしまい,盛大に血が吹き出た.たぶん泣いたと思うが,もうそのときの様子ははっきり覚えていない.親に応急手当をしてもらって,病院に行ったと思う.特に障害が残ることなく治ったが,指にブラックジャックかキャプテンハーロックの顔にあるような傷跡が出来た.これは大人になっても消えなかったので,一生消えないものだと思っていた.確か40歳くらいのときはまだ傷跡があったように記憶しているが,今日見たところ,傷の痕跡はなくなっていた.「年をとっても,それなりに細胞は入れ替わっているのだなあ」と感心した.
同時にある事について希望がわいてきた.昨年末から右肩を故障してずっと困っていたのだが,これが時間が経つと治るのではないかと思えるようになった.故障は他傷で,原因となったインチキマッサージ屋のことはまた後日書くことにしたいが,肩をある方向に動かすと痛みが走る.以前四十肩になったことがあるが,そのときの痛みとは違う.四十肩では腕を挙げると無条件に痛いが,今の故障はある方向に動かすときだけ痛い.整形外科でレントゲンを取ってもらったが,骨に異常はないとのこと.関節の構造物のどこかが炎症を起こしているのだろうと湿布薬を処方されたが,湿布だけでは治らなかった.そのうち湿布にかぶれるようになってきたので,湿布も止めてしまった.私は毎日ウェイトトレーニングをしていることは以前書いたが,故障の後もトレーニングは続けている.痛いのはある方向に動かしたときだけなので,その方向以外はトレーニングが出来る.しかし,一番好きだったベンチプレスが出来ないので「このまま一生ベンチプレスができないのは嫌だなあ」と思っていた.しかし,手の傷が治ったように,肩の関節も細胞が入れ替わって完治するかもしれない.これからは希望を持ってトレーニングできる.
故障しているのに無理してトレーニングすると首都高のキングみたいになってしまうかも知れないが,そのときはそれで,受け入れようと思っている.