比例道
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diary/20110731

虫はなぜ光に集まるのか

今日,カナブンが家の中に居た.外に出してやろうとつまんだが,既にこと切れていた.家の中の光につられて入り込んでしまい,出られなくなったのだろう.で,不思議に思ったのは,なぜ甲虫や蛾は光に集まってくるのだろうかということ.光に集まると事故死する確率が上がるため,自身に不利な性質ではないか.人類が夜に火を使い始めて100万年しか経っていないので,それより過去なら事故死も無かった.昆虫は何億年も前から地球にいるので,人類が出現するまでは光に集まると何か利点があったのだろうと思うが,いったいどんな良いことがあるのか想像できない.で,ネットで調べたらあっさりが分かった.夜に月明かりしかなかった時代には便利な性質だったのだ.それに,今から正の走光性をキャンセルするように進化しても大して利益がある訳じゃない.なぜなら人類はあと何万年かしたら滅亡してしまう可能性大だからだ.人類がいなくなったら,また月明かりだけの夜になる.