CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20080328

サヤ取りの方法

サヤ取りと名乗っているブログは数多あるが,その具体的内容までふれているものは私の知る限り2つしかない.やっぱり儲け方は秘密にしておきたいのだろうか.大したことではないのでオープンにすれば良いと思う.そこで,私のやり方を紹介(以下の文はサヤ取りの基本原理を知っている人対象).

  • 相関係数が1に近い通貨ペアを選択
    • 相関係数は例えばセントラル短資でログインするとCTOプレミアで見られる.
    • 相関係数はエクセルがあれば自分でも簡単に計算できる.
    • 相関係数が0.7以上ないと為替上下のリスク軽減効果が小さくなる.
    • 相関を取る期間はデータによってまちまちなので,これは自分で研究する.
  • 仕掛け時
    • サヤ幅とサヤ中心値の差が直前X日のサヤ標準偏差σの2倍を超えたら仕掛ける.
    • サヤ中心値は直前Y日のサヤ移動平均値を用いる.
    • XとYがパラメータになる.私は今はX=Y=25日を使っている.今後研究によって変えるかもしれない.
  • 手仕舞い時
    • 1.5円〜3円取れたら利確する.この幅は標準偏差σの1〜2倍.


以上が私の方法.極めて簡単だがパラメータは研究が必要だ.通貨ペアはユーロフランを主に使っている.ポンドユーロ,ポンドフランでもいける.