CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20080409

今日のポジション

豪ドル 19万 平均取得価格95円 含み損益+6万円
NZドル 2万 平均取得価格79円 含み損益 +5万円
ランド 31万 平均取得価格14円 含み損益-24万円
トルコリラ 1.6万 平均取得価格77円 含み損益+5万円
これまでのトレード差益,スワップ +39万円
トータル損益+31万円
一日あたりスワップ4900円
レバレッジ2.9倍

今朝方豪ドルを3枚決済した.サヤ取りに備えて証拠金を作るためだ.

ポンド豪ドルでサヤ取りエントリーサイン出現

自作のサヤ取りシステムトレードツール(表計算ソフト使用)で,ポンドと豪ドルとでのサヤ取り(縮小から拡大)エントリーサインが出ていた.朝方早速エントリーしたが,ちょっと早まったかもしれないと思い始めた.というのも,今回のエントリーサインはポンドが昨日の住宅価格指標悪化で安くなったために出たものだからだ.英国に関しては今晩鉱工業生産と製造業生産高,明晩BOE政策金利発表が控えている.いずれもポンド安につながる可能性が高い.となるとサヤはさらに縮小する可能性がある.エントリーはBOE政策金利発表後に行う方が安全だ.
そこで,今朝方エントリーしたサヤ取りポジションをすぐに手仕舞うことにした.レートはほとんど変わっていなかったので売買スプレッド分の損失(約1000円)で済んだ.再エントリーは木曜日の晩にしよう.尤もサプライズで英国の指標が強く出てポンド高になってしまえば,エントリーはできないし,今回早めに手仕舞ったのは利益機会を逸した失策だったということになる.果たして今回の早期手仕舞いは吉と出るか,凶と出るか.

PAチャートはシステムトレードではなく裁量トレードだ

PAチャートなるものを使ったトレード手法がある.私は1万円払ってデモ版を1ヶ月使わせてもらった.このチャートを使いこなせるようになると,相場で勝てるようになるということに異論はない.ただし,このチャートを使ったトレードは「決してシステムトレードではない」.本チャートシステムを売っている人はシステムトレードだと言っているが,それは間違いだ.明らかに裁量トレードである.そしてチャートは裁量トレードを助ける働きをしているに過ぎない.なぜなら,このチャートは見る人に依ってエントリーのタイミングが違ってくるからだ.最も分かりやすいのがチャートの時間軸の問題だ.日足ではエントリーサインは出ていないのに,他の時間足,例えば1時間足ではエントリーサインが出ていると判断する使い方がPAチャートにはある.どの時間足を見るかは,見る人の裁量で決めて良いとなっている.人によってエントリーサインの有無が違ってくるシステムはシステムトレードではなく,裁量トレードである.面白いのは「講習会」と称してチャートのいろいろな見方を教える会が頻繁に開かれている.この講習会に参加すると勝てる確率が上がるのは確かなようだ.つまり講習会で裁量トレード技術をより磨けるという訳だ.この講習会が有効だというのも裁量トレードであることを証明している.本当にシステムトレードならば,誰でも,講習会を受けても受けなくても同じトレードになるはずだ.残念ながらPAチャートはそうではない.つまりPAチャートシステムは裁量トレード用ツールという結論になる.私は裁量による片張りトレードはリスクが大きいと思っているので,1万円分の使用期間が過ぎた後はPAチャートから離れてしまった.よりリスクの小さいサヤ取りと,本来の意味でシステムトレードであるFX-max weeklyの片張りトレードを自分のトレードスタイルとして選んだのだ.
最後に誤解のないように言っておくが,PAチャートはシステムトレードではないけれど,裁量トレードを助けるツールとしては一級品である.裁量トレードを極めたいと思う人は買っても(正規版は月額25000円と高価だが)良いと思う.