CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20080513

為替王ブログでサヤ取りが話題に

為替王ブログでサヤ取りが話題になった.ちょっと言葉不足の感もあるが,AUD/JPY売NZD/JPY買のサヤ取りはAUD/NZD売りの片張りと同じだと結論付けている.これは正解なのだが,サヤ取りの本質を汲み取っていない結論だ.
まず為替王の言うことが正解だということから説明しよう.AUD/JPYが100円,NZD/JPYが80円だとする(今の実勢レートに近い値だ).ここで円高がやってきてAUD/JPYが95円になったとする.5%の円高だ.同じ割合で円高になったとすればNZD/JPYは80×0.95=76円である.円高の前と後でAUD/NZD=100/80=95/76=1.25であり変わらない.つまりサヤ取りだと円高円安による為替レート変動リスクが片張りより減じられるというのは誤解である.したがって,為替レートの変動リスクを減じるという意味では,AUD売/NZD買の1:1のサヤ取りをするよりもAUD/NZD売をした方が合理的である.この点において為替王の分析は正解である.
ただし,サヤ取りの本質はサヤが売買の確実で簡単なインジケーターとなる点にあるのだ.AUD/NZDのチャートを眺めてみて,今が売りか買いかを判断するのは結構難しい.ストキャスを使おうが,MACDを使おうが,EMAを使おうが,一目を使おうが,精度良く売り買いを決定するのは至難の技だ.それを正確に見極めるために,トレーダーは努力と経験を積み重ねて日々研鑽しているはずだ.ところが,サヤで見てみると結構簡単にかなり精度の良い相場の上下の予想ができる.ここがサヤ取りの利点なのだ.また,AUD/NZDなどという組み合わせは業者によっては扱っていないことがある.その場合でもサヤ取りならばAUD/JPYとNZD/JPYに分けて取引が可能だ.この点でもサヤ取りは有効である.

FX-max 順調

2連敗のFX-max weeklyだが今週は順調のようだ.こんなときは赤になる前に週半ばで決済した方がよいのかもしれない.チャートをみながら柔軟に対応していこうと思う.とりあえず,今はトレンドに乗っているようなので様子見だ.

今のポジション

[サヤ取り用]
すべて決済して無し

[FX-max用]
契約規定のため記載不可

サヤ取り+FX-max含み損益 +1万円

[スワップ用]
豪ドル 15万 平均取得価格93.3円 含み損益+70万円
NZドル 7万 平均取得価格80.2円 含み損益 -2万円
ランド 31万 平均取得価格14円 含み損益 -14万円
トルコリラ 1.6万 平均取得価格77円 含み損益+8万円

これまでのトレード差益,スワップ +43万円

トータル損益+106万円
(FXを始めてから104日経過)
一日当たりスワップ5000円
レバレッジ3倍