diary/20080724
役所並みの低レベルサービス：パンタレイ証券
パンタ・レイ証券に口座を開いた．webで申し込んでからわずか2日で口座番号とパスワードを書いた郵便を送ってきた．これまでの最短記録だ．なかなかサービスがよいところなので，末永くつきあいたいものだと思っていたら，これが大外れだった．
最初の入金のときに違う名義の口座から入金してしまった．振込み人名を修正するのを忘れてしまったためだ．すぐにパンタ・レイ証券に電話をして状況を伝えた．以前NTTスマートトレードでも似たような失敗をしたことがあり，そのときは状況を相手に伝えたらスマートトレード側でうまく処理してくれて，入金が成立したことがある．そのようになることを期待してパンタ・レイ証券に電話したのだが，担当者は冷徹にも「受け取れないので，手数料そちら持ちで返金します」「みずほ銀行から連絡があると思いますのでそれを待ってください」ときた．まあ，こちらが失敗したのだから仕方ないかとあきらめがついた．
ところが，いつまでたってもみずほ銀行から連絡が来ない．おかしいなと思っていたら3日後にみずほ銀行から電話が来た．「パンタ・レイ証券の○○さんに連絡してください」とのこと．何かたらい回しにされてるみたいだなと思いつつパンタ・レイ証券に電話したら，「みずほ銀行に電話してください」と来た．たらい回しが完全にループとなっている．ここで私はキレた．「おまえのところは役所か！客からの連絡をたらい回しにしてどうする！口座を閉じるぞ」と怒鳴ったが，みずほ銀行に電話してくれと譲らない．みずほ銀行とはもう既に電話で話していてパンタ・レイに連絡しろと言われたから連絡したのだ．これ以上たらい回しにされる連絡をする気はないと言ったら，約束はできませんが今回で処理が終わるように努力しますとなった．「努力するんじゃなく，やりとおせ！」と言って電話を切った．
こんなに顧客サービスが悪い業者は初めてだ．NTTスマートトレードにせよ，セントラル短資にせよ，M2Jにせよ，顧客対応のテキストに載せてもよいと思うくらいにきちんとした顧客本位の対応をしてくれる．FX業者はそれが普通だと思っていた．それだけにパンタ・レイのひどさが際立ったのだ．おそらくパンタ・レイの口座は今年中に閉じることになるだろう．