CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20080909

サヤ取りでは無策

毎朝サヤチャートをつけているのがばからしくなるくらいサヤの動きがデタラメだ.サヤ取りができる状態ではない.唯一EURAUDがなんとか波らしいチャートとなっているが,まだエントリー時期ではない.

スワップ派でもスイングトレードで売買しなきゃ

スワップ派の人のブログを読んでいると,例えば豪ドルを87〜88円位で仕込んで3年間何もしないでおいてこれだけスワップが付いたよすごいよとか書いてあったりする.豪ドルを87円台で仕込んだのはすごいと思うが3年間何もしないでいるなんて儲ける機会を逸しているよと思ってしまう.スワップ派と言えども,一年に1,2回は売買をした方が利益が大きい.いわゆるうねり取りというモノだ.
分かりやすいように豪ドルを87円で1万ドル買ったと単純化して分析してみる.このポジションを1年間持つと160×365=58400円スワップが付く.スワップ派の利益はこれだけだ.それではスイングトレードしたらどうなるか検討してみよう.豪ドルは過去のチャートを見てみると1年に15円位の値動きがある.天井と底で15円の値幅を全部抜くことは難しいが頭と尻尾をくれてやっても10円位の値幅なら抜けるだろう.片道だけでも100000円利益が出る.これに買い持ちの期間(3ヶ月〜半年)のスワップ15000〜30000円も加わるから利益は120000円ほどになる.売って利益が出たらノーポジの状態でまた買う機会を待てば良い.1年に1度は90円を割る機会が必ず訪れる.そのときにまたポジションを仕込むのだ.この長期のスイングトレード(うねり取り)ならばスワップだけの利益の倍の利益が見込める.また,売買のタイミング取りに難しいテクニカル分析などは不要なのも良い.過去のチャートを見れば分かるように90円を割れたら買い時だし,100円を超えたら売り時だ.天井と底から多少ずれていてもかまわない.チャートを週足か月足で見ていればよいので,手間もかからない.
同じことはトルコリラやランドでも言える.相場の大きなうねりを利用して売買した方が利益が出ることは間違いない.