diary/20090928
分かり難いのはIndicator
CTLの3モジュールの中で最も分かり難いのがIndicatorだ.Strategyはbuyかsellのところを見れば分かるし,FunctionはC言語(PASCALと言った方が適切か)の関数と同じだし,簡単だ.ところがIndicatorが分かり難い.特にdraw節が初見の人には意味不明だろう.
drawはresultと読み替えると分かるかもしれない.drawは次のことを宣言している.
- 出力が納められる変数であること
- この変数はseries型であること
- この変数は値がチャートのグラフにプロットされること
これら3つのことをまとめて表しているのがdraw節なのだ.これが直感的に頭に入ると後は簡単だ.本文のbegin節以降には必ずdraw節で宣言した変数への代入文がある.しかもその代入文の右辺は必ずseries型であるはずだ.
Indicatorで出力となるdraw節の変数はStrategyから呼び出す(call)ことができるのも覚えておくと良い.そのときの呼び出し形式は
Indicator名.変数名
となる.
今日の勉強は以上.