CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20090928

FXを始めてから

1年と240日経過.しばらくCTL入門講座が続きます.CTLに興味がある人はお読みください.

分かり難いのはIndicator

CTLの3モジュールの中で最も分かり難いのがIndicatorだ.Strategyはbuyかsellのところを見れば分かるし,FunctionはC言語(PASCALと言った方が適切か)の関数と同じだし,簡単だ.ところがIndicatorが分かり難い.特にdraw節が初見の人には意味不明だろう.
drawはresultと読み替えると分かるかもしれない.drawは次のことを宣言している.

  • 出力が納められる変数であること
  • この変数はseries型であること
  • この変数は値がチャートのグラフにプロットされること

これら3つのことをまとめて表しているのがdraw節なのだ.これが直感的に頭に入ると後は簡単だ.本文のbegin節以降には必ずdraw節で宣言した変数への代入文がある.しかもその代入文の右辺は必ずseries型であるはずだ.
Indicatorで出力となるdraw節の変数はStrategyから呼び出す(call)ことができるのも覚えておくと良い.そのときの呼び出し形式は

 Indicator名.変数名

となる.
今日の勉強は以上.