CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20091003

オフラインモードについて

CTLのストラテジーをバックテストする場合,マニュアルには「DealBook 360をオフラインモードで使え」とだけ書いてある.その指示通りにDealBook 360をオフラインモードで起動すると,チャートには何も表示されない.当然バックテストなどできない.
これはマニュアルが不親切なためで,DealBook 360でバックテストするにはそれなりに手続きをふまないといけないのに,そのことがマニュアルに書いていないのだ.DealBookでオフラインモードを使うには,

  • まず通常モードでDealBookを起動する.
  • チャートの本型アイコン(期間指定)をクリックしてチャートデータの期間を指定する.
  • ファイル->ローカルデータ->エクスポートを選択する.
  • 参照先にチャートデータ保存フォルダを指定する.保存フォルダはどこに合っても良い.このフォルダの下にサブフォルダが出来てチャートデータが保存されることになる.
  • 銘柄(通貨ペア),期間を選択する.(GBP/JPY,日足等)
  • エクスポートボタンを押す.
  • 終了.

で,必要なチャートデータをエクスポートする.これをオフラインモードで使う訳である.オフラインモードでは,

  • オフラインモードでDealBookを起動する.
  • ファイル->ローカルデータ->インポートを選択する.
  • 参照先にチャートデータ保存フォルダを指定する.
  • 銘柄(通貨ペア),期間を選択する.保存されている銘柄,期間しか選択できない.
  • インポートボタンを押す.
  • 終了.

でチャートデータを取得する.これ以降オフラインモードのDealBookにチャートが表示できるようになり,ストラテジーを適用するとバックテストができる.実は通常モードでもバックテストはできるのだが,オフラインモードには次の利点がある.

  • スプレッドを設定できる
  • スリッページを設定できる

オフラインモードではより正確なバックテストができるという訳である.でも,プログラム開発中はモードを切り替えるのが面倒なので,通常モードでバックテストすることが多い.プログラムが完成してからオフラインモードで正式なバックテストをすることになる.