CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20100209

ユーロドルとドル円の奇妙な同期

新年になってからずっと不思議に思っていることがある.チャートを見られる環境の人はユーロドルとドル円を並べて見てほしい.日足でも15分足でも形が同じになっていることに気付くはずだ.以前はユーロドルとドル円は逆の形をしていた.ドル高になればユーロドルは下がり,ドル円は上がる.つまり逆方向に動く.これが当たり前だった.
でも,今年はユーロドルが上がったときはドル円も上がる.これは「ドル高になると円高にもなる」「ドル安になると円安にもなる」と言うことだ.なぜこんなことになっているかはリスク志向とかリスク回避の考え方で説明できるが,どうもそれらの解釈は胡散臭いところがあるので省略する.とにかくドル高と円高がリンクしているのだ.
ドルと円のリンクのおかげでユーロ円の動きがすごい.ユーロ円はユーロドルとドル円の合成であるのはよく知られていることだが,そのためにドル高になるとユーロ円がどーんと上がり,ドル安になるとユーロ円がどーんと下がってしまうのだ.まるでポンドのようなボラティリティになっている.ついこの間まで130円台だったのが,今では120円台前半だ.私はポンド円は怖くて手を出さないことにしているが,ユーロ円も今は手を出せない.

ユーロドル上へブレイクしたように見えたが

東京タイムのユーロドルはずっと上昇していた.そろそろエグジットのサインが出るかな.でも日足で見ると2,3本位陽線が続いてもまた陰線が出現するパターンが続いているので,まだ底ではないのかもしれない.

FXを始めてから

2年と6日経過