CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20100309

ACDシステムの統計的優位性

ACDシステムの肝になる「オープニングレンジにその日の高値か安値が来る」という命題が真か偽か検証している.通貨ペアはEUR/USD,USD/JPY,GBP/USD,GBP/JPY,GBP/CHF,EUR/GBPだ.昨日の例ではEUR/USD以外は全てオープニングレンジにその日の高値か安値が来た.ACDシステムは機能する(確率が高い)と言える.検証はこの先ずっと続けるつもりだ.
ちなみに私は日本株もやっているが,こっちもオープニングレンジにその日の高値か安値が来るは統計的優位性があるのを確認している.

ACDシステムでポンド円を分析

下のはポンド円のACDシステムチャートだ.赤の水平線がAアップとAダウンを青の水平線がピボットレンジを表している.
昨日はアジア時間にAダウンを付けたがAダウン付近で長くもみ合った.その後ピボットの上限をブレイクし下げたが,ピボットの下限で反発し再上昇.最終的にはピボットの下限をブレイクして今に至る.
ACDシステムの作法通りにトレードしたとすると,Aダウンを付けたときに売りエントリーで,ストップはオープニングレンジ(灰色線)の上限に置く.その後どこで利食うかだが,これはACDシステムははっきりとは教えてくれない.時間の概念を重視した場合は,Aダウン付近で長くもみ合いになった時点で手仕舞うことになる.ピボット下限で利食うのが理想だが,ここまで引っ張ることをACDシステムは教えてくれない.ということで,昨日はACDシステムでは難しいトレードだったと言える.

FXを始めてから

2年と34日経過