PC
PC/AT互換機なら何でも良いが、
24時間通電をするから消費電力が少ないものの方が
財布にも地球にも優しく、故障も少ない。
個人のページなど大してアクセス数もないから、
486 33MHz/メモリ20MbytesくらいのノートPCで十分である。
10000Page views/dayのwebサーバーをK6 300MHz/64Mbytes程度のマシン
で運用している強者も居る。
必要HDD容量はOS次第だ。古いRedhat linux 4.xであれば300MBで足りる。
最新のOSなら2GBは欲しい。
OS
財布に優しい無料OSであるlinux,FreeBSD,solaris10の中から選ぶ。
CPUクロックが200MHzを越えていれば、最新OSでも問題ない。
起動は遅いがFedora Core4やSuSE linux 9.2もそれなりに動く。
クロックが低い場合とHDD容量が少ない場合は
Redhat linux 4.x/5.x/6.xが軽くて良い。
OS install
CDからbootができるPCなら、install CDをそのまま使えば良い。
FDからbootができるならFDイメージをddやrewriteコマンド
でFDに焼いたものからbootする。ネットワークインストールに
したい場合はbootnet.imgかこれに類する名前のイメージファイルを使用する。
最近のOSはカーネルイメージサイズがFD容量を越えたため、
FDからインストールできないものが存在する。
FDからしかbootできないような古いマシンに最新OSを入れることは希だから
これは問題にはならないだろう。
CDからもFDからもbootできないマシンなら、MSDOSかWindowsのディスク
領域にbootに必要なカーネルイメージその他をコピーし、loadlinで
それらをロードする。
webサーバー install
最新OSならばOS install時にapacheを選ぶ。
古いOSならばapache1.3.33のtarボールをapacheの公式サイトから
ダウンロードしてインストールする。apache1.x系は1.3.33で打ち止めのはず。
と思っていたら2005年後半になって1.3.34が出た。
ローダブルモジュールを使わないならインストールは
./configure
make
make install
でおしまい。設定は御自由に。
blogツール install
akiary v0.61は
おそらくもっとも軽いblogツールだ。486マシンでもサクサク動く。
必要なのはperlだけだ。
低性能マシンを使っていたら、自宅サーバーで運用するよりも
巷にいくらでもある無料blogホスティングサービスで
足りると思うかもしれない。無料サービスの以下の欠点を我慢できる
ならばそれも良い選択である。
しかし、バックアップの問題が致命的で、コンテンツが
蓄積されてくると自宅サーバーに移りたくなると思う。