awstats.xxx.conf設定ヒント

設定ファイル名

awstats.xxx.confファイルのxxx部は通常webサーバーのホスト名を利用する。その場合はアクセスするときにconfigファイル名を省略できるメリットがある。 webサーバー以外にmailサーバーなども解析したい場合はxxx部は短い単語にした方が良い。そのときはアクセスするときにconfigファイル名を指定する。例えばawstats.mail.confの場合は

http://yourdomain.yourhost/awstats/awstats.pl?config=mail

でアクセスする。cronで動かすupdateスクリプトも

/usr/local/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl -update -config=mail

と指定する。

SkipHosts

自ホストを指定しないと、試験アクセスが大量にカウントされて解析精度が落ちる。ドメイン指定やサブネット指定ができなくて正規表現での文字列指定となる。

SkipHosts="127.0.0.1 REGEX[^192\.168\.] hogehoge.hoge.com RE
GEX[.*\.area88\.ne\.jp]"

ここで使いそうな正規表現を復習しておくと

  1. ^が行の最初にマッチ
  2. $が行の最後にマッチ
  3. .は任意の1文字にマッチ
  4. *は任意の文字列にマッチ
  5. \は.をエスケープして.をあらわす文字として利用

combined形式とは

ブラウザの種類とOS種類も一緒に記録するのがcombined形式だ。 LogFormat=1 と指定する。httpd.confにもcombined形式を指定しなくてはならない。

CustomLog /usr/local/apache/logs/access_log combined

のように指定する。

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