比例道

ベルナールアルノー氏が一時世界一のお金持ちに

2021年12月21日 07:00 ・ 社会 ・ 経済 ・ 元の記事
お金持ちと言えば、アマゾンCEOのジェフベゾスやテスラCEOのイーロンマスクが有名だが、彼らを抜いて一時的に一位になったのがLVMHのCEOのベルナールアルノーだ。一位は一時的なもので今はベゾスとマスクに抜かれて三位だ。LVMHって何だと思う人は多いと思うが、扱っている商品を聞けば分かるだろう。ルイヴィトン、クリスチャンディオール、フェンディ、ブルガリ、ティファニー、タグホイヤー、ドンペリニヨン等々。いわゆるブランド品、贅沢品だ。新型コロナ危機で、なぜか世界中の富が偏在してしまい、お金持ちが増えた。その結果、先のブランド品を買う人が増えた。そしてアルノー氏の財産が増えた。高い服やカバンは生地が良かったり、縫製がしっかりしていたりするので、それらの存在を否定はしない。私だって品質目当てに買うことはある。
しかし、新型コロナ危機でなぜお金持ちが増えるのだ。おかしいだろう。日本のばらまき政策も変だったが、変なのは日本だけでなく世界中が変だったのだ。金をばらまいたのはいいが、困った人にはお金は回らず、困ってない人にお金が流れた。
実は困った人だけを狙ってお金を配るのはひどく難しいのだ。たとえ天才でも人間には難しい。社会経済はとてつもない複雑系なので、計算するのに天文学的な手間がかかる。そして経済行動には人間の欲が影響するので、それを計算に加味するのはさらに難しい。こんな計算はどんな天才がやってもうまく行かない。世界中のばらまき政策がうまく行かなかったのも仕方がないと言えば仕方がない。
こんな問題を解決するには、人間の天才より賢い機械を作るしかない。いわゆるシンギュラリティを超えたAIだ。そいつに計算してもらって、どこにいくらお金を投入すればよいか決めてもらう。そうでもしないと格差は広がるばかりだ。

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