比例道
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シナリオジェネレーター88mm編

Steel Panthers World At Warを長くプレイしてきた人は,誰でもシナリオジェネレーターに凝ったことがあるはずだ.私もボードゲームのスコードリーダーのときから,オリジナルシナリオを楽しんできた.ドイツ軍でプレイするのはもちろん,ソ連,アメリカ,イギリス,日本,果てはイタリアやベルギーなどの弱小国でも数限りなくプレイしてきた.その中でもストレス解消のために良くプレイするのが,ドイツ軍88mm軍団編だ.1930年代からドイツ軍でプレイするのだが,とにかく88mm砲のユニットをひたすら揃えるのだ.有名な88mm高射砲FlaK18は1933年1月から実戦配備できる.コストが大きいので最初は1門か2門しかユニットを揃えられないが,コツコツとシナリオを消化してポイントを貯め,FlaK18を揃えていくのだ.そして8門ほどユニットが揃ってくると俄然面白くなる.1930年台から1942年まではFlaK18の射撃に耐えられるAFVはドイツを含めて世界中どこの国にも無い.88mm砲を稜線に並べ,迫りくる敵軍戦車の大部隊を遠距離から撃破しまくるのはまさに快感である.88mm砲の射程距離と同等以上の射程を持つ直接射撃の兵器もどの国にも無いのだ.装甲車両には無敵のFlak18だが、高射砲であるFlak18には申し訳程度の防楯しか付いてないから敵の歩兵に接近されれば小銃や機関銃でもクルーがやられてしまう.そこで,対歩兵用の機関銃小隊で敵の肉薄攻撃から守ってやらねばならない.こうなると怖いのは重砲の間接射撃だけになる.間接射撃を受けてしまうとクルーがpin downしてしまうことがあるが,数多くの実戦をくぐり抜けて士気が高まっているベテランクルーであれば直ぐに回復できる.怖いのはまぐれ当たりの直撃だけだ.
Flak18で1942年の冬まで戦った後はタイガーI戦車の出番だ.タイガーI戦車は1942年の冬から実戦配備された.コストの高い兵器なのだが,1930年台から戦い続けていれば,相当ポイントが貯まっているはずだから,1942年の冬になると全ユニットをタイガーI戦車にすることも可能だ.ただし,1944年以降に良く出現する連合国のヤーボに対抗するために高射砲のFlaK18も少し残しておきたい.タイガーI戦車は全周が分厚い装甲に囲まれた動く要塞だ.ロングレンジで敵を撃破するも良し,突撃して行って敵を蹴散らすも良しの万能兵器だ.敵が装甲車両だろうと歩兵だろうと対戦車砲だろうと気にすることはない.自由に動き回って攻撃できるのだ.1945年の終戦までずっとタイガーI戦車で戦っても良いが,1943年から実戦配備される砲身長が71口径の88mm砲を搭載した車両も徐々に戦力に加えておきたい.やがて現れるソ連のJS-II戦車に対抗するためだ.71口径の88mm砲を装備した車両には,フェルジナンド,エレファント,ナースホルン,キングタイガー,ヤークトパンサーがある.防御戦では装甲の厚いフェルジナンドやエレファントが使いやすい.これらの車両の200mmの前面装甲を貫通できる連合国の兵器はソ連の100mm砲,122mm砲,米軍の90mm砲しかない.広い草原で遠距離砲戦になる場合は装甲の薄いナースホルンでも十分戦える.攻勢に出て速度が欲しいときはヤークトパンサーの機動性が役立つ.どの様な状況でもオールマイティに使えるのがキングタイガーだ.1944年後半になってキングタイガーが配備可能になったら全車両をキングタイガーにしておけば問題ない.攻めて良し,守って良しの万能兵器だ.
71口径の88mm砲の貫通能力は200mmを軽く超える.JS-IIだろうとM26だろうと敵ではない.ベテランとなって射撃精度の上がっているクルーが操る71口径88mm砲搭載車両はまるで魔法のように敵をなぎ倒していく.このスカッとする気持ちを味わうと1945年5月になって戦いが終わってしまうのが惜しくなる.1945年になると128mm砲を積んだヤークトタイガーも入手できるが,88mm砲で火力は十分なので趣味で使いたい場合以外はヤークトタイガーの出番はない.
この88mm軍団編のシナリオは仕事で疲れたときには最高の気分転換になる.ぜひお試しあれ.