比例道
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<-domain ijino tamedesu

diary/20060702

古いマシンはOpera

管理しているマシン60台(会社30台、自宅30台)の中で一番つかわれているOSはRedhat 6.2だ。glibcとkernel 2.2を採用しているlinuxディストリビューションでは最も軽い(古いとも言う)ので、つかい易い。サーバー用途ならば apache/postfix/dovecot/opensshなどの最新ソフトウェアが素直に導入できるので何の問題もない。ところがデスクトップ用途だと最新のwebブラウザが使えなくて困る。デフォルトで入っているブラウザはnetscape4.7だがこれでは正しく表示できないサイトが増えている。Mozilla1.7やFirefox1.xを導入しようとしても必要ライブラリの手当てが難しく、無理して必要ライブラリを導入するくらいならOSを入れ換えた方が稼動が少ない。ところがOperaならば古いディストリビューションでも簡単に導入できる。最新版のOpera9.0が Redhat6.2/Turbolinux3.0/Debian2.2等の相当に古いディストリビューションに導入可能だ。必要ライブラリをスタティックリンクした版もあるので、それを使えばライブラリの依存関係に悩む必要もない。Operaは最近のブラウザに備わっている機能はほぼ網羅している上にマウスジェスチャーなんてのも付いている。動作速度の方もまずまずだ。PentiumPro200MHz/Memory128MB機に入れてみたがサクサク動いた。