比例道
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diary/20060715

鍋(非圧力鍋)でのご飯の炊き方

圧力鍋を使い始める前は普通の鍋でご飯を炊いていた。圧力鍋ほどではないがけっこううまいご飯が炊ける。20年位前のガルル(オフロードバイク雑誌)で風魔こと風間深志さんの記事で知った方法だ。「初めちょろちょろなかぱっぱ、赤子泣くともふたとるな」と言われているが、これは昔ながらのお釜を使って薪で炊くときの作法。現在の鍋とコンロで炊く場合はこの作法はあまり当てにならない。誰でも失敗しない炊き方はこうだ。
1.米を研ぐ。本当のキャンプ(キャンプ場を使わないキャンプ)では水がもったいないので研がなくても良い。無洗米はこんなとき都合が良い。
2.水加減は米の上に手の厚み分の水を張る。大目にすると失敗がすくない。本方法の利点のひとつは水加減がいい加減でも良いことだ。
3.鍋にふたをしないで強火でガンガンたく。ふたをしないのがポイント。
4.水が蒸発して米の表面に穴がぽつぽつ開いてきたらふたをして、弱火にする。
5.弱火で10〜15分
6.ふたをしたまま蒸らしを10〜20分
7.おいしいご飯の炊き上がり
この方法は野外炊飯をする人向けの方法で、それを私が家庭でも使っているだけかと思っていたら、新聞の料理記事に鍋でご飯を炊く方法として紹介されていた。料理人もこの方法が優れていることは知っているようだ。独身時代にのべ150日ほど東北・北海道でテント暮らしをしながらバイクツーリングしたが、この炊き方で失敗したことは一度もない。それまでご飯を炊いたことなど小学校の家庭科実習での経験しかなかった私が出来たのだから初心者でも大丈夫だ。