比例道
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diary/20061002

怪電波

事件は一週間前に起こった.娘がFMポータブルラジオがNHK以外受信しにくくなったと言いだした.同じ時期に私のPCの802.11gの無線LANも接続が不安定になった.娘のラジオを聞いてみると確かに以前ならば楽に受信できていた放送局が全滅している.私の無線LANは伝送速度低下というよりも,不通に近い状態が続き,たまに接続できて通常速度で通信ができるという状態のくり返しだ.一体何が起きているのか.しばらく状態の観測を続けるといくつかのことが分った.
電波状態がおかしくなるのは平日/休日を問わず昼前から夜にかけてだ.深夜から早朝にかけては状態は回復する.おかしいときに無線LANのアクセスポイントサーチをしても怪しいアクセスポイントは見つからない.またAMラジオは影響を受けていない.
おかしくなる時間帯から人間の生活に関係ある機器が異常を引き起こしているように推測するが,90MHz帯のFMと2.4GHz帯の802.11gの両方を妨害できるとは一体どのようなものなのか.私のとぼしい知識だとこのような広帯域の電波妨害を行なえるモノと言えば,金属板のシールドくらいしか思いあたらない.あとは太陽活動のせいか,はたまたミノフスキー粒子かだ.
家を被うようなシールド板を朝晩設置したり撤去したりできるはずはないから,シールド説は却下だ.現実的にはFM帯の電波を出すいかがわしい機械が存在して,そいつがGHz帯まで高調波をばらまいているくらいしか可能性はなさそうだ.すると違法CB無線機あたりが怪しいが,一体どういう風に作ったらGHz帯まで盛大に不要波を出す無線機を作れるのか.そいつの頭にその無線機の出力を指向性アンテナで集約してぶちこんでみたい.少しは脳ミソが温まって良くなるかも.いや既に電波を浴び過ぎて脳ミソが煮えている輩かもしれないな.
マジメな話近所の人も迷惑を被っているはずだから,この事態が続くようなら電波管理局に調べてもらうことにしよう.