比例道
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diary/20070801

WMV再生支援付きビデオカード

軽作業用のPentium3 800MHzマシン.ASUS P3BF(440BX slot1)使用の骨董マシンだが320GB HDDx2を入れているものだから,wmv形式動画置き場にもなっている.最初はファイルサーバーのつもりだったので,他のもっとハイスペックのマシンからネットワーク経由で溜め込んだwmv形式動画を見ていた.しかし動画鑑賞中にマシン2台に火が入っているのは電気代が勿体ない気がしてきた.このマシン単体でwmv形式動画を再生できれば問題は解決なのだが,試しに再生してみるとカクカクになって鑑賞に堪えない.4MbpsのMPEG2動画はスムーズに再生できるのだが,1ないしは2Mbpsのwmv形式動画を再生するにはCPUパワーが足りない.ビデオカードにMatrox G450というこれまた骨董品が刺さっていたせいかと思い,多少新しいRADEON7000に変えてみたが状況は変わらず.これはもうWMVハードウェア再生支援付きビデオカードにするしかないと思い,物色を始めた.
ネットで調べると,WMV再生支援が付いているカードはRADEONならば9500以上,GeForceならば6200以上(一部例外あり)だ.3Dゲームをしないのであまり良いビデオカードは手持ちがないのだが,部品箱をあさってみると...ありました.RADEON 9600XT.友人からジャンクとして譲り受けたもので完動品かどうかは?だが,取り付けてみることにした.予めATI(今はAMDね)のサイトから9600XT用のドライバーをダウンロードして,7000のドライバーを削除しシャットダウンした.そしてサイドパネルをあけてRADEON7000を抜き,RADEON9600XTを刺そうとしてAGPスロットをみて手が止まった.「P3BFのAGPは3.3V専用だった」「そしてこのカードは1.5V専用AGPだ」いきなり挫折だ.RADEON9xxx系でも1.5/3.3V両用AGPカードはある(ATI純正やSapphire製)のに.この9600XTカードを作ったベンダー(ASUS)はそこまで気を回してくれなかったようだ.手持ちではもう条件にあったカードはない.仕方がないので,VAIO RZ72に刺さっている我が家では2番目に高性能なカードGeForceFX5600を投入することにした.こいつは1.5/3.3V両用AGPカードだ.ただし,FX5600はWMV再生支援は付いていない.ところが,このカードを取り付けてwmv形式動画を再生してみると何とか鑑賞できるクオリティなのだ.再生中のCPU負荷は80〜100%に納まっている.100%のときは画像が乱れるが,100%の状態はそんなに頻発する訳ではない.これでwmv形式動画を電気代を余り気にせずに楽しめる.ありがたい.将来1.5/3.3V両用のRADEON9500以上かGeForce6200以上が入手できるまでこれで凌ぐことにしよう.
GeForceFX5600をとられてしまったVAIO RZだが,かわりにGeForce2MXを入れてみた.かなりのグレードダウンにも関わらずGigaPocketの動画は問題なく再生される.CPU負荷も以前と変わらない.こちらはCPUは3GHzだしハードウェアデコーダボードも積んであるので,ビデオカード性能はどうでも良いようだ.