比例道
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diary/20070910

ネット接続大騒ぎ

妹の家が本日から常時接続になった.わが家の親戚はどういう訳か年寄りから常時接続を始めて(私の実父母と義父母が最初だった)だんだん若い世代が接続するようになって妹が最後だった.これで親戚中がskypeで話ができるようになってめでたい.とはいうものの,妹の家は夫婦も子供もそろってパソコン音痴のために今日は大騒ぎだった.妹の家のパソコンは私のお古を提供していたのだが,これが何とRedHat5.2だったのだ.どうせ素人だからlinuxで良かろうと思って2000年頃にパソコンが欲しいと言い出した頃からこうしていた.私の目論見は正解だったらしくパソコン音痴ながらずっとRedHatで何の問題もなく使えていた.本当のパソコン音痴にはWindowsもlinuxも変わらないのだ.
ところが,今回常時接続を工事するに当たり,プロバイダからサポートの人が来ると言う.サポートと言っても素人アルバイトだろうからRedhat5.2の設定をしろというのは可哀想だ.というか多分できないだろう.そこで急遽Windows XPのマシンを提供した.これならばサポートの人でも設定できるだろうという訳だ.
そして無事工事が済み,妹の家では数時間インターネットを試した後,私にヘルプの電話がかかってきた.これは予想していたことだ.ルーターも使わずにWindowsマシンを直接ネットにつなげているのだから,トラブルが出るのは当然予想できた.
何が最初に問題になったかと言えば,メッセンジャースパムだ.linuxマシンを使っている人には想像もつかない世界だ.妹もびっくりしたらしい.とりあえず相手にしなければ害はないことが分かりホッとしたようだ.メッセンジャーサービス停止をすれば良いが,ルーターを入れるのが簡単なので,使っていないお古のルーターを送ってあげようと思う.
それ以外はIEとOutlookが怖いことを説明し,FirefoxとThunderbirdに変えさせた.もともと妹はlinux使いであったからこの辺りは混乱なくすぐに移行できた.もともとlinux使いであったのなら,このままWindowsを使わせていると混乱するだけで百害あって一利無しだ.とっととルーターを入れて接続はルーター任せにし,クライアントPCは全部linuxマシンに戻してあげよう.こうすればウィルスなぞ恐れる必要はなくなる.最近のOpenOfficeは昔のMS Officeと遜色はなく,最初からOpenOfficeを使っている人には何の問題もない.妹も変なウィルスに感染するくらいなら,Windowsでネットなんて出来なくて良いと言っている.中々良い心がけだ.早速linuxのノートPCを何台か仕立ててルーターと一緒に送ってあげよう.