比例道
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diary/20070919

ヤフオク9:1の法則

ヤフオクで30個ほど不要品を出品したら10個が売れた.このとき「これは売れるだろう.自分なら買うだろうな」という品物は出品した内の9割が売れた(実は最後の売れ残りも昨日入札があって結局全部売れる予定).そして「これは売れないだろう.自分なら買わないね」という品物は出品した内の1割が売れた.前者は私の値付けおよび価値観の相場感覚が人並みだということを示しているだけで,何ということはない.問題は後者だ.自分からはどうみてもゴミというものが売れるのだ.これは驚いた.昨今マーケティングで流行の「ロングテイル」というやつか.「売れそうなものは9割が売れ,売れそうにないものでも1割は売れる」という法則があるようだ.ゴミだ捨てようと思ってもまずはオクに出すようにしようと思った.ただし,落札価格が1000円以下になるようなものは出品しても仕方がない.ヤフオクに慣れて出品から発送までルーチンワークでできるようになっても,1出品当たり手間は1時間はかかる.あまり安く売るとコスト的には「コンビニでバイトした方がまし」になってしまう.ヤフオクは相互リサイクルによる地球資源節約の側面もあるから,単にコストだけで議論するのはどうかとも思うが,売っても100円にしかならないものは素直にゴミとして捨てた方が良いだろう.
今回,こんな面白い実験ができたのはyahooが「出品無料デー」というのを設定してくれたからだ.実は今日もそうだったのだが,通常は10円かかる出品料がタダになる.そこで私も急遽ゴミを大量に出品してみたという訳だ.yahoo側がこんなことをして儲かるのかと言えば,答はYesだ.とにかくみんなが普段より大量に出品してくれたらその中のほんの0.1%が落札されたとしても落札価格の0.05倍+消費税分の収入がyahooに落ちる.無料出品はオークションシステムがアクセスに耐えられるならyahooとしてはどんどん行いたいところだろう.