比例道
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diary/20071003

PowerMac 8515/120から8515/150へ

このエントリーは2007年10月現在記しているものである.決して,1997年ではないので念のため.今日,PowerMacintosh8500/9500用の純正ドーターボードを譲り受けた.元の持ち主はG3カードにアップグレードしたので,もとの604e搭載ボードは不要になったのだ.この604eが150MHzだった.私のPowerMacは120MHzである.クロックが1.25倍になればもしかしたら速度アップを体感できるかもしれないと不要になったボードを譲り受けた.
さっそく取り付けだ.以前筐体をばらしたときのことを覚えているので慣れたものである.背面の4つのねじをゆるめればカバーが外れ,あとはドーターボードを押さえているばね機構のラッチを外して緩めればドーターボードを抜き差しできる.換装はあっという間に終わった.今回はこれだけではつまらないので,内蔵の純正2GB SCSIディスクを18GB SCSIに換えた.どちらもIBM製であり,ジャンパーの並びも同じなので付け替えるだけだ.何でいまどき50pinの大容量SCSIディスクを持っているのかって?これで終わりではなく,まだまだ何個も持っている.私のマシンは50pinのSCSIディスクを使っているものが多いために50pin SCSIのディスクを7,8年前に買い貯めておいたのである.I/Fは同じSCSIだが,18Gの方が新しい分使ってみると速くて快適である.これで私のPowerMacintosh8515の寿命がまた延びた.ちなみに8500ではなく8515である.8515というのはパブリッシングモデルで,8500と同じ筐体だが最初からメインメモリとビデオメモリが潤沢に塔載されているところが違う。レアものとしてマニアには価値のある機種だ.NTSCとSビデオの入出力I/OとMPEG1キャプチャ機能を搭載しているが、今となってはこのキャプチャ機能を使うことはない。
偶然だが,ヤフオクに出品していた Farallon EtherWave (10BaseT端子がないMac用のEtherアダプター)が昨日1800円で売れて,今日発送した.まだまだ古いMacを使っている人が他にもたくさんいるようだ.今日は10年前のMac lifeを再現したような一日だった.