比例道
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diary/20071202

LA SALUTE(ラ・サルーテ)

フリジオの後に出店したイタリアンの店LA SALUTEを訪問した.店の内部構造は以前とほぼ変わりないが,奥のテーブルは黒くなってシックな感じに変わっていた.12時過ぎに入ったときは私たち以外は2組しか客がいなかったが,12時半を過ぎると満席になった.ランチタイムは14:30までだ.スタッフは明るくて,てきぱきと動いていて好感が持てた.土日限定のランチコース2500円もあったが,今回はアラカルトで頼んでみた.飲み物はスプマンテを頼んだ.前菜の盛り合わせはタコのマリネとトリッパの煮込みとブロッコリーの入ったオムレツだった.オムレツ自体は薄味だっが,パルメザンチーズが添えられていてそれをつけていただいて旨かった.トリッパの煮込みはとても柔らかかった.もうひとつの前菜は鮮魚のカルパッチョで白身魚の上に水菜やルッコラなどの野菜が添えてあった.白身魚は歯ごたえがよく上品な味だった.野菜にかけてあるドレッシングはほんのり甘みがあって,何か果物が入っているのではと思った.
ピザはアンチョビとモッツァレラとルッコラの乗ったトマトソースのものを注文した.ピザ生地の端の部分はふっくらもちもちで,焼いたお餅のような食感でおいしくいただけた.パリッと薄く焼き上げる店が多い中でこういうのもいいなと思った.トマトソースはフレッシュな感じでアンチョビのかけらが口に入ると少し塩気が加えられていいアクセントになっていた.
メインは仔羊のグリルにした.骨付きの肉にいろいろな野菜が添えてあった.肉の塩気は少し強めだったが,添えてあるレモンをかけてちょうどよくなった.野菜はパプリカ,ジャガイモ,アスパラガス2種類,人参,茄子,オクラなど一切れずつだったが,どれも野菜の味がしっかりしていておいしく頂けた.かなり材料を吟味しているのだと思った.
メインまででおなかが一杯になったが,おいしかったのでデザートにも挑戦した.頼んだのは本日のデザートとパンナコッタだ.本日のデザートは栗のプリンだった.飲み物はカフェラテとコーヒーだ.デザートの飾り付けもシンプルだがしゃれていて好感が持てた.味もよく,特に栗のプリンは大きめで固めのプリンが好きな私は大満足だった.これで会計は9000円弱.ランチにしては高めだが受けたサービスも考慮すると適切なCPだと感じた.支払いはカードも使えた.この品質を落とさず長く店を続けてもらいたい.23:00までやっているから,今度は夜に行ってみよう.家から5分もかからない場所に良い店が出来たのは嬉しい.