diary/20071222

ラ　サルーテでディナー

昨日は帰りが遅かったので，サザエさん通りのラ　サルーテで夕食をとった．入店は午後9時過ぎだったのだが，客が誰もいない．おいおい，クリスマス前の金曜日なんだよ．経営は大丈夫かなと思った．前の店のフリジオと同じ道をたどるのではないかと心配になった．貸切状態でサバのマリネ，鮮魚のアクアパッツォ，霧島豚のテリーヌ，海の幸のパスタを頼んだが，一皿を食べ終わった瞬間に次の皿が出てくる．客が私たちだけしかいないのだから料理人も楽だろう．
サバのマリネは家でも作れそうなメニューだが，新鮮なサバを仕入れてこないといけないので結構作るのは難しい．店で食べた方が簡単だ．これはそれなりの味．鮮魚のアクアパッツォを頼んだのに間違いで鮮魚のカルパッチョが出てきた．文句を言えば作り直してくれるのは分かっていたが，お腹が空いていたのとカルパッチョでもそれほど文句はないので，黙っていただいた．テリーヌはうまいにはうまいが，一味足りない感じがした．塩でも胡椒でももうちょっと味を加えた方が良いと思った．海の幸のパスタはトマト味で具の貝や海老や蛸はうまいが，パスタはふつうの乾麺のスパゲティーだ．茹で加減も悪くはないが，これなら家でも同じものが作れると思った．前の店のフリジオの生パスタが懐かしい．デザートに栗のムースとコーヒーをもらって2人で6000円強．この前のランチより安い．CPはなかなか良い店だ．ラストオーダーまで居たが，店はずっと私たちの貸切状態だった．店の先行きが心配ではある．