diary/20090215

エリアによっては不動産価格下げ止まり

今日は用事があって不動産屋に行ってきた．最近の景気を尋ねると，建設済マンションの投売りもそろそろ一息つきそうだとのこと．投売り物件が売れてしまうと玉不足になってマンション価格も上げに転じるのではないかと言われた．私は不動産の景気底入れには2,3年かかると思っていたが，日本全体で平均すればそれくらいだろうが，エリアによってはもう下げ止まりは近いとの不動産屋の意見．なるほどねえ．色々な見方があるものだ．
来年のことは予想が難しいが，ずっと先にインフレになるってことは分かる．景気対策のために世界中で公金投入がばんばん行われるのは間違いない．その結果，財政赤字が増えて，その赤字を何とかするために景気回復するころにはインフレに誘導されるというのが予想されるシナリオ．そのインフレがいつ頃になるかは意見が分かれるところだが，いつかインフレになるというのは誰もが共通する意見だ．気の早い人はインフレが近いと見ているのか金を買いまくっている．金価格はもうじき1000ドルの大台に乗りそうだ．まあ，インフレ予想をしていなくても，いまどきは株を買うくらいなら金を買うだろうなあ．