wikipediaによると,宇宙の質量とエネルギーに占める割合は、原子等の通常の物質が4.9%、暗黒物質(ダークマター)が26.8%、ダークエネルギーが68.3%と算定されているそうだ.
このダークエネルギーが何なのかは分からないが,知的生命体が知識を蓄えるのに消費されているような気がする.知識を蓄えるとは選択情報量(自己エントロピー)を増やすことだ.知的生命体が考えて,法則を見出すとか,発明をするとか,知らなかったことを知るとかすると選択情報量が増える.このための仕事に用いるエネルギーはそこらにたくさんあるダークエネルギーがまかなってくれるのだ.つまりダークエネルギーはだいたいそこら中にたくさんあって,我々が物を考えて賢くなるのを助けてくれている.
アインシュタインのような賢い人が死ぬと,そこでは急激に選択情報量が減少するから,その情報量を生成するのに使われていたダークエネルギーが放出される.もし,ダークエネルギーが重力子と相互に影響を及ぼすことができるなら,賢い人が死ぬとその周辺で重力が増えるはずだ.