「CPU」タグの記事一覧
apacheサーバーをlibretto20からHinteUltraIIに換える
libretto20(486 75MHz,メモリ20MB)でapacheサーバーを運用してきたが,やたら重くなってきた.ps axで見ると,
4 ? SW 253:34 [kswapd]
と,これまで見たことがないくらいスワップがCPUパワーを食っている.486が非力という訳ではなくメモリが足りないようだ.ラズパイへ移行しようとも思ったがそれでは芸がないので,Hinote UltraIIに換えることにした.Hinote 3代目の高性能機CTS5120だ.CPUがPentium 120MHz,メモリは40MBもある.HDDは60GBに換装してある.このマシンなら大丈夫だろう.しょぼいマシンで動かすなんて貧乏くさいって.いやいや,CTS5120は私が持っている40数台のPCのうち,価格は上から5番めのハイエンド機だ.定価は598,000円だった.クラシックなんだけど,スーパーマシンなんだよ.
ThinkPad X220 Tablet (i7搭載)を拾う
壊れたから捨てるというThinkpadをもらってきた。電源を入れると”Fan Error”と表示されるだけで起動しない。ノートPCでファンが壊れたとは致命的だなあと思いつつも、電源オン直後にF1を押してみた。そしたらBIOS画面には行けた。BIOSをいじっていて分かったのだが、このThinkpadはBIOSではなくUEFIだった。おお!動くPCを40台以上持っているが、UEFIは初めてだ。そしてCPUはi7だった。i7のマシンは9台持っているが、自分で買ったのはVAIOの1台だけ。あとの8台はもらったり拾ったりしたものだ。i7のマシンがほいほいもらえるなんて、日本は景気がいいのかもしれない。
UEFIで使いそうにない機能(AMTとか)をdisableして、再起動してみたらなんと普通にWindows7が起動した。ラッキー!しかし、Fan ErrorのFanとはどこだったんだ?まあ、いいか。Windows7を起動して、WiFiでネットに繋げたらWindows updateが192個ありますと表示された。面倒だったが6時間かけてupdateをした。そして再起動したら「Windows 更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻しています。」と表示されてupdateと同じくらいの時間がかかってふりだしに戻った。なんてこった。
CCleanerを入れてアプリを見てみると、中華製のオフィスとか、どこの国のものかわからない動画ビューアーとか、なんだかよくわからないコーデックとか、Microsoft Visual C++ Redistributableのいろんなバージョンのものがたくさん入っていた。アンインストールしようとしたが、ファイルの一部が壊れているらしく半分くらいアンインストールできない。もうWindowsはあきらめてlinuxに変えようと思って調べたが、X220なら普通にlinuxで良いらしいが、X220 Tabletだと問題があることが分かった。Debianの開発版でタッチパッドやスタイラスペンが動くらしいのだが、X220 Tabletのディスプレイを反転させてタブレットモードに変形させると表示が逆になるという致命的なエラーが修正できていない。ここはWindowsにつきあうしかないようだ。しかし、システムがぐちゃぐちゃになっているWindowsを正常に戻すのは面倒だ。幸いリカバリー領域は生きているので、購入直後のWindows7に戻すことはできる。でもこのマシンはタブレットなんだよね。以前HPのslate2をWindows7で使ったけど、タブレットなのにマウスがないと使い物にならなかった。Windows7はデスクトップ用のOSなのだ。
そこでWindows 10 Fall Creators Updateを入れることにした。以前拾っておいたインストールファイルをUSBメモリに入れて、USBメモリをX220に刺してsetup.exeを実行した。引き継げないアプリをアンインストールしろと途中で言われたが、幸いそれらのアプリは無事にアンインストールできた。そのままアップデートを続けて、3時間でWindows10にアップデートできた。Windows10になったX220 Tabletは快調に動いている。タブレットモードに変形させると画面の向きが自動的に縦になる。スタイラスペンでも指でも快適に使える。バッテリーも劣化しておらず、モバイルで活躍できそうだ。
ノートPC用のi9のTDPが45W
インテルがモバイル向けプロセッサCore i9-8950HKを発表した.プロセスルールが14nm++でけっこうでかい.案の定TDPは45Wだって.モバイルに45Wはないだろうに.ノートPCで何をするつもりなのかな.私がデスクトップPCで使っているPentium M 1.8GHzだってTDPは21Wしかないのに(そういえばPentium Mは元はモバイル向けだったか).出先でメールを読み書きしたり,プレゼンしたりするのにはTDP 5WくらいのCPUで十分だ.出先で4Kビデオを編集するような変わり者はそうそういないと思うよ.
UnityとDashのこしておくか
Dual Pentium 3 – SのマシンはUbuntu 12.04LTSだ.サポートが切れて9ヶ月経過した.14.04LTSへのアップグレードは失敗することが分かっているのでしていない.サポート切れで使い続けるのもなんなので,Pentium 3で動くことを確認したDebian Stretchに変えようとして思いとどまった.なぜなら12.04LTSは悪名高いUnityとDashなのだ.18.04LTSからはUnityがなくなるので,これはこれで貴重だ.1台くらいUnityが動くマシンを残しておこうという気になった.幸いPentium 3 – Sでは許容できるレスポンスでUnityとDashが動く.Debianに変えるのはいつでもできるので,Unityに飽きるまではこのまま置いておくことにした.
Pentium3/Mではgdm3とsddmは動かない
Pentium3のThinkpad R31とPentium MのMecoloにDebian Stretchをインストールして快適に使っているのだが、ディスプレイマネージャーに制限がある。gdm3とsddmを選択すると動かない。lightdmを選ぶ必要がある。
デスクトップ環境、いわゆるウインドウマネージャーも制限があって、Gnomeとgnome由来のCinnamonは動かない。今はMATEで使っている。lxdeでも良いのだが、あれは必要なメニューが足りないのでいまいち。
それにしてもPentium Mで動かないなんてどんな命令を使っているのだろう。Pentium MはSSE2を持っているのだが、それより後の命令?
Pentium3でdebian 9は動くのか
Thinkpad R31にdebianをインストールしたいのだが,最新版のstretchが動くのか,一つ前のJessieじゃないといけないのか分からないので調べた.debianのサイトには以下の記述がある.
Nearly all x86-based (IA-32) processors still in use in personal computers are supported. This also includes 32-bit AMD and VIA (former Cyrix) processors, and processors like the Athlon XP and Intel P4 Xeon.
However, Debian GNU/Linux stretch will not run on 586 (Pentium) or earlier processors.
[Note] Note
If your system has a 64-bit processor from the AMD64 or Intel 64 families, you will probably want to use the installer for the amd64 architecture instead of the installer for the (32-bit) i386 architecture.
どうやらThinkpad R31に搭載されているPentium3は大丈夫そうだ.AMDとVIAも大丈夫とのことだから,K5/K6やC6/C6-2も大丈夫なのか.しかし,Pentiumはダメと書いてある.そうすると互換であるK5/K6,C6/C6-2はダメっぽいが.
我が家にあるオールドマシンにインストールできるdebianのバージョンは
486 Wheesy Pentium/PentiumMMX/K6/C6-2/PowerPC Jessie Pentium3/PentiumM stretch
が正しいのだろうな.他のディストリビューションは32bit CPUをどんどん切り捨てているのに,未だにサポートしてくれるdebianはありがたい存在だ.
このパソコンはハードウェアのサポートが終了しているため今後Google Chromeアップデートを受信することはありません
OSはWindows7なのでまだサポート中のはず.やっぱCPU(pentium 3)のせいかな.調べるとSSE2対応が必要とのこと.SSE2はpentium3には乗っていない.ブラウザにSSE2とか使わなくても良かったのに...