25年前は小さい会社の経営陣だった。経理課なんてなかったから、自分で経理の事務をやった。できない分は税理士に頼んだ。税理士の仕事を見ていて思ったのは、「書き込む書類のフォーマットは複雑だが、これはルーティンワークだ。仕事の難易度から言うとコンビニのレジのバイトと大差ない。」だ。同じような性質の職業として、住宅を購入するときに手続を説明する宅地建物取引士(宅建)とか、保険に入る時にアドバイスするファイナンシャルプランナー(FP)とかがある。普通の人は一生のうちに一度か二度しか住宅を買わないから、その手続きを覚えるのは面倒であり専門家に頼まざるを得ない。しかし、その専門家がやっている仕事は、毎回同じフォーマットの書類に同じようなことを書き込んでいるだけだ。脳みそはほとんど使わない。こんな連中に何十万円も払うのはバカらしいと思う。そう思っている人は世界中でたくさんいるはずだ。将来、税理士とか行政書士とかの報酬はパートのおばちゃんなみに下がると思うし、そうなるべきだと思う。