知り合いがThinkpad R31を粗大ゴミとして捨てるというので、「お金を払って捨てるくらいならくれ」と貰ってきた。起動するとWindows XPが立ち上がろうとするが、途中でブルースクリーンになって止まる。回復コンソールでも同じ。おそらくwindows updateでシステムファイルが壊れたのだろう。言うなれば「ビル・ゲイツに壊された」。

OSを再インストールすれば直ると思ったが、せっかく再インストールするなら、ちょっといじりたい。R31はネジ一本外すだけでHDDが取り出せるので、SSD化することにした。SSDはいつも使っているBuffaloのSHD-NH128PU2だ。HDDを外して代わりにSSDを取り付けるだけ。作業は3分もかからずに終わった。

OSはWindowsとlinuxのデュアルブートにしたいので、まずWindows7を入れて、それからubuntu10.04LTSを入れ、それをアップグレードしてubuntu12.04LTSにした。R31はpentium3 1.13GHzなので、いきなり12.04LTSはインストールできないのだ。

どこも壊れていなかったThinkpad R31はWindows7/ubuntu12.04LTSマシンとして蘇った。メモリは1GBも積んであったので性能的にはまったく問題はない。