NVRAMへ書き込めなかったFON2100Eだが、ネットにあったとおりにGargoyleを一度書き込んでからDD-WRTに書き戻すと正常に設定を書き込めるようになった。そうして使い始めたのだが、他の2台のFON2100Eよりも発熱がひどい。もともとFON2100Eは発熱が大きいことで有名だった。しかし、この個体の発熱は異常だ。起動後20分くらいでフリーズしてしまう。フリーズを防ぐには基板上のSoCに金属のドライバーやラジオペンチなどの熱伝導体を触れさせておけばよい。ドライバーは暖かくなるがフリーズは防げる。SoCはBroadcomではなく、Atheros AR2318だ。この1台だけロットが早くて、SoCのプロセスルールが大きくて発熱が大きいのじゃないかと疑っている。金属の放熱板を付ければよいことが分かったので、アマゾンで探してみた。SoCとケース高さにピッタリの大きさが30×40×9mmなのだが、その大きさのものは売ってない。大きめだが安いものを買って、切ることにした。こんなに手間とお金をかけるくらいなら、もっと新しくてDD-WRTを書き込めるルーターをヤフオクで買った方が良かったかもしれない。